都内屈指の桜の名所である新宿御苑。ただそこに存在する桜だけでも美しいが、デジタルアートと融合した、まったく新しい夜桜見物をネイキッドが提案する。

期間は3月31日（金）から4月23日（日）まで。3月7日（火）から前売券を販売する。

ネイキッドと新宿御苑の初コラボレーション

ネイキッドは、アーティストであり演出家の村松亮太郎氏が設立したクリエイティブカンパニーだ。

アートプロジェクトやメタバース、プロジェクションマッピング、体験型レストランなどジャンルレスに活動する。今回のイベントは、新宿御苑との初コラボレーションとなる。

新宿御苑に咲く約70種900本もの桜は、満開を迎える時期もまちまちだ。開催期間中、桜の品種に合わせて演出箇所を移動させ、いつ来ても満開の桜を楽しめる工夫を行う。

目玉となるのは、村松亮太郎氏が平和の花を咲かせていくアートプロジェクト『DANDELION PROJECT』だ。本物の桜とデジタルアートの桜が融合した新作『SAKURA DANDELION』となって初登場する。

舞台は東京だけに留まらない。同時期に『DANDELION PROJECT』の参加箇所となっている京都・二条城と繋がり、ネットワークを通じて平和の花をプロジェクションマッピングで咲かせ合う。

4月上旬～中旬にライトアップを予定する希少な桜の品種「福禄寿（フクロクジュ）」へのプロジェクションマッピングも圧巻だ。

演出にあたっては、自然や環境へも最大限に配慮する。一部の演出に、トヨタ自動車が開発した燃料電池自動車「MIRAI」や、移動式発電・給電システム「Moving e」を活用し、環境に負担となる発電機を使用しないイベント運営に取り組む。

芝生に座ってゆっくり楽しむ過ごし方も

芝生の上でゆっくり座って過ごしたい人には、桜の花びらの形をしたオリジナルレジャーシート「サクラレジャーシート」を700円で販売するほか、チケットとセットになったお得な前売券も用意する。

また、人気のレストラン「TREE by NAKED」のキッチンカーが出店。サステナブルなヴィーガンメニューを販売する。

なお、新宿御苑では酒類の持ち込みが禁止されている。桜のノンアルコールカクテルや、チキンのような弾力ある食感と美味しさを楽しめるヴィーガンナゲット、具沢山のヴィーガンチャウダースープ、桜餅のような味わいの桜ヴィーガンスコーンなど、充実のメニューを用意する。

容器やストローなどは、すべてバイオプラスチックや木、紙といった環境に配慮した素材を使用する。

まもなく前売券の販売スタート

前売券は各種プレイガイドやコンビニエンスストアで3月7日（火）10:00より購入可能。会期中の3月31日（金）～4月23日（日）19:00～21:00のみ、新宿御苑チケット売り場で当日券の販売も行う。

当該チケットでは昼間の入園はできないほか、18:00の閉園後に再開門される「新宿門」からのみ入退門が可能となる。補助犬を除くペットの同伴は不可で、また、ライトアップ実施区域以外に立ち入ることはできない。

飲んで食べて騒ぐのではなく、純粋に桜を愛で、アートに触れる花見。新宿御苑で過ごす一夜はいかがだろうか。

「NAKED桜の新宿御苑2023」
期間：3月31日（金）～4月23日（日）
時間：19:00～21:00（閉門22:00）
会場：新宿御苑
所在地：東京都新宿区内藤町11
前売券料金：（月～木）一般1,600円、（金土日祝）一般1,800円、サクラレジャーシート付きセットチケット（＋600円／数量限定）もあり
当日券料金：（月～木）一般1,800円、（金土日祝）一般2,200円
イベント公式サイト：https://event.naked.works/shinjukugyoen/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000880.000008210.html

（SAYA）

※価格はすべて税込
※桜の開花状況によって時期や内容が変動する場合がある
※会期中無休・雨天決行だが、荒天時は中止の可能性あり