長野県松本市のシンボル「国宝松本城」を舞台にした、現在開催中のイベント「松本城〜氷晶きらめく水鏡〜」。
2月21日(火)~2月28日(火)の期間、今年度の演出が一挙に見られるグランドフィナーレを実施する。イベント最後となる特別な8日間を見逃さないように。
季節イベントの演出も見られるグランドフィナーレ
「松本城〜氷晶きらめく水鏡〜」では、12月には「クリスマス演出」、1月には「お正月演出」と松本市の冬の風物詩・氷彫フェスティバルに合わせた「氷彫演出」、2月の「バレンタイン演出」といった、季節イベントに合わせた期間限定の演出を実施した。
同イベントが2月28日(火)をもって閉幕することにともない、2月21日(火)からの8日間、「願い」をテーマにした3演出、期間限定演出の4演出、雪の結晶が降り積もるような氷晶演出を30分間で楽しめるグランドフィナーレを実施する。
大地、水、星空、クリスマス、正月、氷彫、バレンタインと、それぞれ3分間の演出となり、最初の3つの演出前後に2分間の氷晶演出がある。30分間で8つの演出を見ることができるイベントだ。
オーケストラの手法を取り入れた音響
同イベントの音響は、新たな試みとして、主要3つの演出について徐々に盛り上がりが増すようにオーケストラの手法を取り入れた。
大地の演出では、地面が震えるような力強い音から展開する打楽器による演奏を主体とした構成。水の演出では、きらきらと輝く湧き水がどこまでも遠くへ流れていくような、弦楽器による演奏を主体とした構成。星空の演出では、天高く空間が広がるように感じれられるように、様々な楽器からなるオーケストラによるスペクタクルな演奏で構成している。
すべての楽曲において、目を閉じてもストーリーが感じられ、特別な松本城を彩るに相応しい壮大な作品に仕上がっている。
さまざまな空間・環境を光で演出
同イベントの演出は、「Tokyo Lighting Design」によるもの。“SUPERNATURAL”をキーワードとし、さまざまな空間・環境を舞台に最新のテクノロジーを取り入れた光の演出を展開し続けている。
GINZA SIX「Star Light Garden」、東京ミッドタウン「光と霧のデジタルアート庭園」、六本木ヒルズ「ウェストウォークイルミネーション」、表参道ヒルズ「Brilliant Aqua Tree」、「赤坂インターシティAirクリスマスイルミネーション」など、各地の商業施設等で光の演出を手がける。
グランドフィナーレは、今年度の演出が一挙に観覧できるまたとない機会。大切な人を誘って、光で幻想的に演出された松本城を見に行こう。
グランドフィナーレ
期間:2月21日(火)~2月28日(火)
演出時間:18:00、18:30、19:00、19:30、20:00、20:30(合計6回)
松本城~氷晶きらめく水鏡~
会場:松本城
所在地:長野県松本市丸の内4-1
点灯時間:18:00~21:00
参加費:無料
光と氷の城下町フェスティバル公式サイト:https://lightandicematsumoto.jp
(田原昌)
※荒天等により実施を見合わせる場合あり