ウクライナワイン専門店「ヴィノ・ピオネール」が提案する希少なボトルを紹介。日本初上陸のワインも

ウクライナワイン専門店「ヴィノ・ピオネール」が、約14,000kmの旅を経て日本に上陸した実力派ワインを販売中。

日本初上陸のワインを含めた8種類のウクライナワインのうち、2つのボトルの味とおすすめのペアリングを紹介する。

11世紀頃に登場したとされるウクライナワイン

ウクライナワインには、黒海やカルパチア山脈の恩恵を受けた土壌で育まれるブドウが使用されている。黒海のミネラルを含むほのかな塩味や、華やかで豊かな花の香りが特徴だ。

その歴史は11世紀頃からと古く、伝統あるワイン産地として、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアなどへの輸出が盛んに行われているという。

別ルートで到着したウクライナワイン8種

世界各国のワインフォーラムや欧州のソムリエからも高い評価を受けているウクライナワインだが、日本での流通量は非常に少ない。

これまで運営会社が取り扱ってきたウクライナワインは、オデーサ港から出航する船で日本へ届けられていた。しかし、今回の船便では、ウクライナ北西部からポーランドを経由。バルト海を通り、14,064kmもの旅を経て日本へと運び込まれた。

今回、同社が輸入したウクライナワインの種類は、日本初上陸のワインを含めた8種類。中でもベイクシュワイナリーの「シャルドネリザーブ」と「アルビナ」は、「デキャンタワールドワイン2022」において金賞と銀賞を受賞した実力派ワインだ。

金賞を受賞したシャルドネリザーブの味とおすすめのペアリング

「デキャンタワールドワイン2022」で金賞を受賞した「シャルドネリザーブ」は、白桃、バニラ、バターのような濃厚さの中にほんのりとナッツの香りが漂う辛口白ワイン。

クリーミーで滑らかな舌触りの同商品とのペアリングには、サーモングリル、ブリーチーズ、黒オリーブ、ナッツがおすすめだ。

銀賞を受賞したアルビナの味とおすすめのペアリング

「アルビナ」は「デキャンタワールドワイン2022」において銀賞を受賞したワインで、パイナップルやハチミツ入りの華やかなカモミールティーの香りに、白コショウの香りがアクセントとなっている。

この辛口のオレンジワインは、サーモングリル、チーズフォンデュ、しめ鯖を合わせるとより旨味の相乗効果を得られるだろう。

ウクライナ・ミコライウ州のベイクシュワイナリー

ウクライナ・ミコライウ州にある「BEYKUSH WINERY(ベイクシュワイナリー)」。11ヘクタールほどの小さな畑でありながら、選別から瓶詰に至るまで徹底的に手作業にこだわり、素晴らしいワインを生み出し続けている。

同ワイナリーは小規模ながらも国際的コンテストで金賞銀賞を受賞するワインを手掛けており、世界中のワインファンたちからの注目も熱い。

日本ではまだ珍しいウクライナワイン。一度味わえば、その豊かな味わいの虜になってしまうことだろう。

ヴィノピオネール 公式サイト:http://shop.vinopioner.co.jp/

(kyoko.)