軽さを追求した本格トレンチコート「100年コート 粋SUI」発売。約80年にわたるサンヨーコートの技術を結集

三陽商会が展開する日本製・コート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」が、素材と縫製にこだわった「100年コート」シリーズから、軽さを追求した本格トレンチコート「100年コート 粋SUI」をリリースする。

ブランド複合店舗「SANYO ESSENTIALS(サンヨー エッセンシャルズ)」をはじめとする6店舗、及び同社の直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」などにて3月1日(水)に発売する。

軽さを追求した「100年コート」の新モデル

「100年コート」は、“世代を超えて永く愛されるコート”を目指してこだわりをこめてつくられた、サンヨーコートが2013年より展開しているコート。

今回発売される「100年コート 粋SUI」は、本格トレンチコートのクオリティを保ちつつ軽さを追求した新モデルとなる。

「100年コート 粋SUI」(左)メンズ ¥176,000(右)ウィメンズ ¥165,000 ※共に税込

「100年コート 粋SUI」(左)メンズ ¥176,000(右)ウィメンズ ¥165,000 ※共に税込

中空糸により軽さと上質感を両立

SANYOCOATは今回、軽い本格トレンチコートをつくるために、中を空洞にした中空糸を織り交ぜた生地を独自開発。既存の「100年コート」の生地から約30%軽量化し、驚きの軽さを実現した。

重さを感じにくい設計

同商品は生地の軽量化だけでなく、設計の面からも軽快さを追求している。コートの襟首が頚椎(けいつい)に乗り、重心を肩ではなく体幹に沿って支えられるようにパターンを組むことで、生地の重量を分散させ重さが感じにくくなるよう設計した。

クラシックかつモダンなシルエット

デザインは2022年にブランドが発表した最高峰モデル「100年コート 極KIWAMI」がベースに。オーセンティックを貫き着丈は長く、身頃や袖はゆとりをもたせ、クラシックかつモダンなシルエットバランスを追求した。着用した際のドレープ感にもこだわり、自然なAラインのシルエットで上品さを表現している。

着脱可能なライナーであたたかく

気温に応じて着脱できるライナーの上部には、自然なあたたかさが特徴の「光電子」繊維を均一に練り込んだ中わたを採用。体温を光電子繊維に含まれた微粒子セラミックスが吸収し、効率よく自らの身体に戻すふく射を繰り返すことで、自然なあたたかさが持続する。*

また、ライナーの柄「三陽格子」にも注目したい。こちらは日本の伝統文化である歌舞伎に登場する衣裳の柄「翁格子」を基にデザインされた「100年コート」オリジナルの格子柄だ。

鍛錬された手仕事が生み出すシルエット

同商品は、肩から裾にかけて歪みやよどみがなく、整然と生地が落ちるようなシルエットを理想に掲げ縫製。真っ直ぐ縫うだけに見える部分に“引き縫い”という技術を駆使し仕上げた。

“引き縫い”とは、ミシンをかける際に布が糸に引っ張られることによる縫い縮みを見込んで、鍛錬された力加減で生地を両手で前後に引っ張りながらミシンをかける技術のこと。着丈の長い「100年コート 粋SUI」には、この技術が十分に発揮されている。

また、コートの顔ともいえる襟部分は、内側はカーブに合わせて手作業のまつり縫いで縫製。ミシンでの縫製よりも襟が首になじみ、襟を立てたときに端正なシルエットとなるように仕上げている。

ストレスなく着れる上質なトレンチコートは、ビジネスシーンの良い相棒となってくれそうだ。

「100コート 粋SUI」紹介ページ:https://www.sanyocoat.jp/feature/100nencoat_sui/
「100コート 粋SUI」展開店舗掲載ページ:https://www.sanyocoat.jp/store/  

(IKKI)

*使用する環境やコンディションにより、あたたかさの感じ方や効果には個人差がある