ギフトを贈る際、気持ちを込めるのはもちろんだが、品物にはセンスの良さも取り入れたい。

今回は“おしゃれな食のギフト”に着目し、専門店のオンラインストアを5つピックアップした。

その道のプロが商品に込めた想いとこだわりは本物。どんな人にも喜んでもらえるはずだ。

鳥羽周作シェフ監修の食の専門店「ふつうのショップ」

「ふつうのショップ」は、シェフこだわりの調味料を販売するオンラインストア。食のクリエイティブカンパニー・シズる社の代表取締役兼シェフである鳥羽周作氏が監修している。

同サイトでは「ふつうの商品」というシリーズから、マヨネーズ（1セット・税込3,800円）、ケチャップ（1セット・税込3,800円）、塩（1セット・税込3,480円）、ドレッシング（1セット・税込1,800円）といった調味料のラインナップを展開している。

ここでいう「ふつう」とは、レストランで向き合う料理と対比して、“ふつう”の毎日に寄り添うことを意味する。「ふつうの日にこそ、食を楽しむ余白があると思う」とシェフは言う。

賞味期限や価格といった制約条件を取り払い、レストランクオリティの調味料作りを目指すことで、口にした瞬間に透明感が広がり、素材の味を引き立てる感動を生む。

食材の味を変えるのではなく、味を伸ばすことをテーマに、何にでも合う調味料を目指した調味料は、贈り物にもうってつけ。口にした時の驚きの体験を贈るという粋なギフトになるだろう。

ギフトオプションとして、メッセージカードや手渡し用のギフトショッパーもあるので、一つ上の旨味を贈り物に選んでみては。

ふつうのショップ
公式サイト：https://futsuno.shop

映える和スイーツで人気の甘味処が開くECサイト「すずや」

仙台市中心部、昭和の面影を残すレトロな雰囲気の文化横丁に暖簾を構える「甘味処すずや」が2022年の夏に始めたECサイトでは、全国に新しくて楽しい和菓子を日夜届けている。

すずやの和菓子のテーマは「出逢った事のない味わいと驚きを」。届くのが待ち遠しく、誰かにちょっと自慢したくなるような新しくて楽しいすずやの和菓子は、大切な人へのギフトとしても、人々から喜ばれているようだ。

なかでも定番商品のもなかキットシリーズは、届いてから自らの手で完成させられるキットにして届けられ、家族や友人とわいわい楽しみながら作ったり、オリジナルでちょい足ししたりする楽しさも考えられている。

チーズケーキやマカロンなど、洋菓子も取り扱っており、幅広い層の客から愛されているのもギフトとして利用するにあたって重要な要素だろう。

ずんだには、生産量が少なく、幻の枝豆といわれるものを使用したり、あんこにむらが出ないよう、季節によって炊き方や砂糖の量を調整し丁寧に炊いたりと、素材へのこだわりにも余念がない。

仙台の人気店の味をギフトでも利用すれば、喜ばれること間違いなしだ。

すずや
公式サイト：https://suzuya-sendai.com

高級感のあるジンジャーシロップで人気の専門店「孝芳堂」

「孝芳堂」は、東京・千代田区の九段にあるジンジャーエール専門店が展開している同名のオンラインストア。

同店が販売するジンジャーシロップ（200ml・税込3,300円、720ml・税込8,800円）は、クラウドファンディングにて、22日間でジンジャーエール4,000杯分*以上を売り上げた人気商品だ。

土佐生姜と瀬戸田のレモン、台湾でポピュラーな五香粉でも使われるスパイスをメインに使用し、東京都千代田区内の工房にて、1本1本手作業で作っている。

90％が水分である生姜に、水を一切使わず生姜自体の水分だけで作ることにより、旨味がグッと出た香り高いジンジャーシロップに仕上がったそう。芳ばしい香りで甘口はスッキリ爽やか、辛口はスパイシーでフルーティーな味わいが特徴だ。

炭酸で割ってジンジャーエールにするのはもちろん、お湯やミルク、ビールなど、好きな飲み物と割って楽しめる。

骨炭不使用の北海道産てん菜由来の砂糖を使用しており、ヴィーガンにも対応。もちろんグルテンフリーなので、食材にこだわりがある人にも喜ばれるはず。

桐箱のギフトボックス入りの商品も用意しているので、目上の人にも贈りやすいのがポイントだ。

孝芳堂
公式サイト：https://www.drinkkohodo.com

* ジンジャーシロップ30mlをジンジャーエール1杯として計算

世界中のバニラを取り扱う人気ブランド「Hugh Morgan」

続いて紹介するのは、世界から選りすぐりのバニラビーンズを独自に買い付けて販売している「Hugh Morgan（ヒュー・モルガン）」のオンラインストア。

実店舗は、2022年4月に第1号店を大手町フィナンシャルシティ ノースタワー1階にオープン。

ブランドディレクターに元宝塚歌劇団娘役トップでもある桜乃彩音さん、ミシュラン星獲得店出身のシェフパティシエ・佐川優さんを迎えた高級スイーツラインとして、バターサンドやシュークリーム、プリンなど7種を販売し、好評を博している。

バニラのさらなる可能性を追求している同店。世界で最も高貴な香料といわれるバニラの歴史を創ったヒュー・モルガン氏が果たした創造性を尊敬し、インスピレーションの源としているという。

同店の看板商品の一つである「マカロン・ヴァニーユ」（5個入り・税込2,200円）には、生地にも中のクリームにもバニラをたっぷりと使用。外はサクッと、中はしっとりとした食感で、自家製のバニララムがふわっと香る逸品だ。

ほか「Hugh MorganアソートL（Type-A）」（税込5,800円）など焼き菓子の詰め合わせも用意している。

原産国が異なるバニラビーンズも取り扱っている、まさにバニラの専門店。バニラにこだわりを持って作られた本格スイーツを贈れば、とびきりの笑顔がもらえるだろう。

Hugh Morgan
公式サイト：https://hughmorgan.co.uk

十割蕎麦なのにコシが凄い「高野蕎麦ここね」

最後に紹介するのは、高野山に初めてできた蕎麦店「高野蕎麦ここね」のオンラインストア。

“来店した人の心の荷物を下ろせるようなゆったりとしたお店にしたい”という思いが込められた「ここね」の蕎麦を、取り寄せによって全国の人へ届けたい。そんな思いでオンラインストアでの販売に至ったという。

高野山麓は、水と空気がことのほか美しい土地。豊かな自然の恵みをたっぷりと含んだ「高野蕎麦」（プレミアムギフト4人前・税込3,240円）は、喉越しの良いしなやかなコシを堪能できる、新食感の十割生蕎麦だ。

高野山麓・神秘の水「月のしずく」が醸す絶妙なミネラルバランスが、香り高い北海道産などの蕎麦粉の風味を引き立てている。

小麦粉や保存料などの添加物は一切使用していないので、どんな人にも安心して贈れるのも嬉しい。ギフトには、生蕎麦のほかに蕎麦つゆとわさびも入っているので、これだけで美味しい高野蕎麦が楽しめる。

祈りの聖地・高野山が生んだ一級品の蕎麦を贈れば、喜ばれること請け合いだ。

高野蕎麦ここね
公式サイト：https://koyasoba.shop/?all_items=true

その道のプロが作る極みの逸品は、一目見ただけで違いがわかるはず。大切な人にこそ、こだわりが詰まった専門店のギフトを選んでみては。

（AREC）