6月8日(木)、大分県由布院にオーベルジュ「ENOWA(エノワ)」が新たに開業する。開業に先立ち、公式サイトにて同施設の予約受付がスタートした。
おいしいだけに留まらなイノベーティブキュイジーヌ、そして自然に囲まれたウェルネスツーリズムを楽しみたい人にはぴったりな施設と言えそうだ。
サステナブルな食事とウェルネスツーリズムを体験できる「ENOWA」
「ENOWA」は、日本を代表する湯の町・由布院の山手にある、4万4000平方メートルの雄大な自然に囲まれた宿泊施設だ。敷地内には10棟のヴィラと9つの客室、レストラン、温室、由布盆地の絶景を見渡せるサウナなど、さまざまな設備を備えている。早速だが、一つひとつその魅力を紹介したい。
自然に囲まれ疲れを癒すインドアガーデン
施設に到着して受付を済ませたら、まずはレセプションの横にある円形のグラスハウス「インドアガーデン」へ。自然が循環する輪をイメー ジした空間には、季節のハーブや植物、木々などが生き生きと育ち、その息吹きでゲストをやさしく迎え入れる。移動の疲れをゆったりと癒してくれるスポットだ。
ウエルカムドリンクを楽しむなら、「インドアガーデン」の横にある「FARM BAR」へ行ってみよう。そこはまさに植物に見守られたカウンターといった様相で、ディナーへの期待感を盛り上げてくれる。
インフィニティ・プール完備の贅沢なヴィラ
風にゆれる木々、流れる水。飛び立つ鳥。“植物に囲まれた隠れ家”という言葉がぴったりな「ENOWA」には、高低差を巧みに取り入れたヴィラとホテルが点在する。
空間コンセプトは「プリミティブ・ラグジュアリー」。石や木や土などプリミティブな素材をアーティスティックな技で磨きあげて、ゴージャスでありながら自然の息吹やチカラや和みを感じる空間を生み出した。さらに、全てのヴィラがインフィニティ・プールを完備している点もポイントだ。
地産地消で美味な料理を生み出す「JIMGU」
「ENOWA」のレストラン「JIMGU」のエグゼクティブ・シェフであるタシ・ジャムツォ氏は、N.Y.のミシュラン2つ星店「ブルーヒルアット・ストーンバーズ」で経験を積んだシェフ。
「地産地消でサステナブルな食材を使用したい」という思いから、シェフが自ら農産物を栽培するENOWAファームを立ち上げるなど、そのこだわりはかなりのもの。野菜、魚、肉、そして果物。その日にピークを迎えた食材を見極めて対峙し、ときにシンプルに、ときに大胆に調理していく。
森の中で究極のサウナ体験を
「ENOWA」の高台にはアウトドア・サウナが設置されている。サウナは5月1日(月)より運営がスタート。身体の内側からしっかり汗をかき、ウッドデッキの椅子に寝転んで、森の息吹きと鳥の声に耳を傾ける。ーーそんな究極のリラックス体験を楽しみたい。
食と空間、大地と植物、水と風。過去と未来。ボタニカル・リトリート「ENOWA」で、すべてとのつながりを得た満ち足りた自分と出会ってみては。
ENOWA
所在地:大分県由布市湯布院町川上丸尾544
公式サイト:https://enowa-yufuin.jp/
(IKKI)