EV界の巨星「BYD」が日本で本格展開!第1弾モデルはコンパクトSUVの「ATTO 3」

電気自動車において世界ナンバーワンの販売台数*を誇る中国のEVブランド「BYD(ビーワイディー)」が、いよいよ日本で本格展開する。

まずは、第1弾モデルとなるコンパクトSUV「ATTO 3(アットスリー)」のリリースに合わせ、商談や試乗ができる開業準備室を全国20店舗でスタート。そして、2月2日(木)にはショールームを備えた日本1号店となる「BYD AUTO 東名横浜」を、続いて2月23日(木)には「BYD AUTO 堺」をオープンする。

バッテリーメーカーとして創業した強み

中国・深センに本拠を置く同ブランドは、バッテリーメーカーとして創業した強みを活かし、バッテリーはもとより、モーターやコントローラーなど電気自動車のコアとなる技術を自社開発・製造。米国のテスラと覇権争いを繰り広げながら、EV時代を牽引している。

新鮮な内外装をまとう「ATTO 3」の航続距離は485km

日本における第1弾モデルとなるコンパクトSUV「アットスリー」は、EV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」や独自開発のブレードバッテリーを採用。モーター最高出力150kW/最大トルク310Nmの駆動力と、WLTCモードで485kmの航続距離を実現している。

ボディサイズは、全長4,455mm×全幅1,875mm×全高1,615mm。個性的なエクステリアやフィットネスジムをモチーフにしたというインテリアからは、先進性と新鮮味が感じられる。ちなみにウインカーレバーは、国産車と同じく右側にレイアウトされている。

運転支援システムも充実し、全車速追従式のアダプティブクルーズコントロール(0km/h~120km/h)やレーンキープアシスト、ブラインドスポットインフォメーション、緊急時の自動ブレーキなども装備する。

その他、V2L(Vehicle to Load)とV2H(Vehicle to Home)にも対応し、キャンプなどのアウトドアシーンや停電時の電源供給も可能にしている。

2025年末までには、100を超えるショールームを全国に展開し、各店舗に50kW級の急速充電器を設置するというBYD。中華製品にアレルギーのない新しいモノ好きなら、チェックしておいて損は無いだろう。

BYD ATTO 3
全国メーカー希望小売価格:440万円~(税込)
公式サイト:https://byd.co.jp/e-life/cars/atto3/

(zlatan)

* 電気自動車はEV/PHEV/FCVの総称。2022年1~11月期の世界販売台数