1年のうち、ほんのわずかな期間にだけ咲き、惜しむ間もなく散っていく桜。その儚さ、美しさは古来、私たちの心を捉えて放さない。
静岡県富士宮市のグランピング&エコツアー施設「MT. FUJI SATOYAMA VACATION(マウント フジ サトヤマ バケーション)」が、春限定プランの予約受付を開始した。
期間は3月18日(土)~4月16日(日)。同施設の予約は1日1組のみ。限られた滞在者にだけ許される、桜と富士山を同時に楽しめるプランだ。
和の心を体現する「MT. FUJI SATOYAMA VACATION」
MT. FUJI SATOYAMA VACATIONは「和(人の和、日本の和、なごみ)」をテーマとしたグランピング施設だ。
世界各国でエコツーリズム開発支援を行ってきたスタッフが、SDGsやSustainable Tourism(持続可能な観光)をコンセプトに作り上げた。
たとえば世界のローカルクラフトで飾られたベルテントや、フェアトレードアートの展示、無料フェアトレードコーヒー、ソーラーパネルによるE-BIKEの充電、地産地消BBQなどに取り組む。
一方で非日常感や高級感の演出も忘れない。リゾートシャワーを完備した富士山ビュー・プライベートカフェテリアなど、四季折々の富士山と里山の風景を独占できる。
さらに、さまざまなエコツアー体験を提供する。里山桜E-BIKEエコツアー、里山桜ウォーキング、テントサウナレンタルなどを有料のオプショナルツアーとして用意。高い評価を得ている。
そんなMT. FUJI SATOYAMA VACATIONでは、例年3月~4月上旬に桜が見頃となる。
ウッドデッキにある大きな桜の木の下では、富士山を眺めるだけでなく、BBQとともにプライベートな花見を楽しめるという。BBQには地元の肉や野菜をふんだんに使ったセットを用意する。
滞在を彩るこの時期だけの特典
プライベートな空間での花見だけでも贅沢だが、この期間の宿泊者には2つの特典がある。まずは「選べる特別ミニエコツアー体験」。
世界遺産構成資産「白糸の滝」を歩く春のモーニングウォーク、もしくは国立公園「田貫湖」で春を見つける早朝バードウォッチングツアーに参加できる。
加えて富士山の湧水仕込みのオリジナル地酒を1組に1本プレゼントする。
プライベートサイトでただひたすら富士山と桜を愛でながら花見酒を味わうのもよし、国立公園をアクティブに散策するのもいいだろう。1日1組限定のため、公式サイトを早めにチェックしたい。
MT. FUJI SATOYAMA VACATION「富士山と楽しむ春のサクラグランピング」
所在地:静岡県富士宮市狩宿8-2
期間:3月18日(土)~4月16日(日)
料金:4名まで132,000円~176,000円、以降1名ごとに平日33,000円、休日・休前日44,000円
定員:4名~12名、ペット可
公式サイト:https://satoyama-vacation.com
(SAYA)
※価格はすべて税込
※1~3名での利用も可能(大人4名分の基本料金が発生)
※料金には夕食、朝食、選べる特別ミニエコツアー、オリジナル地酒、焚き火用薪1束、無料フェアトレードコーヒーと紅茶・煎茶、保険が含まれる
※桜の開花状況は年によって異なるほか、天候によりプログラムの内容が変わることがある