公式サイトも開設、老舗の鰻専門店 菊水楼「うな菊」がホテル椿山荘東京の庭園内に3月オープン

奈良にある創業130余年の老舗料亭の鰻専門店 菊水楼「うな菊」が、3月15日(水)にホテル椿山荘東京の庭園内にオープンする。

舌の肥えた政財界の要人や文化人が贔屓にした老舗料亭から生まれた、鰻専門店のうなぎを堪能しよう。

130余年受け継がれてきた極上の江戸前うなぎのメニュー

菊水楼「うな菊」で使用するのは、会席料理との相性がいい江戸前うなぎだ。

舌触りを良くするため、腹ビレや背ビレを綺麗に取り除き、蒸して余分な脂を落とし、ふっくらとろっと柔らかく仕上げる。

蒲焼きは、すっきりした継ぎ足しタレをくぐらせながら炭火でじっくりと。白焼きは昆布酒を吹きかけながら焼き上げるので、わさび醤油や塩などが合う。

その蒲焼きと白焼きのどちらも楽しめる「あいのせ重」は、「うな菊」開業時から一番人気のメニューだ。

ホテル椿山荘東京だけで提供する限定メニュー

ホテル椿山荘東京店のオリジナルメニューとして、菊水楼の大皿料理をアレンジした「うなぎ鉄鍋まぶし」を用意する。3人分が鉄鍋に盛られたシェアして食べる料理で、食べ方も3種類楽しめる。

また、新たに構成した「うなぎづくしコース」も同店のみで楽しめるコースとなっている。

「うなぎ鉄鍋まぶし」は13,200円、「うなぎづくしコース」は12,100円での提供。また、「うな重(一尾)」5,280円、「あいのせ重」5,455円、季節の一品・茶碗蒸し付きの「椿御膳 あいのせ」6,490円、「うまき」1,650円などが揃う。

予約は3月6日(月)の正午から受付開始予定だ。

創業明治24年の老舗料亭「菊水楼」から誕生した鰻専門店

春日大社 一之鳥居前に「菊水楼」が誕生したのは、明治24(1891)年のこと。奈良で国内外からの賓客を迎える場所として多くの貴人、要人に愛されてきた。

「ここへ訪れることが名士の証」と謳われる老舗料亭として、季節ごとに最もおいしい食材を厳選し、持ち味を余すところなく引き出す料理で、130余年の歴史を刻んできた。

興福寺興善院跡地に、寺院ゆかりの豪華な部材と希少な宮大工の匠の技で建てられた建物は国の登録有形文化財に指定されている。

創業当初から会席の一部として人気を博していた「鰻」料理。「菊水楼」のうなぎは、伝統技術の江戸前うなぎで、タレも長年継ぎ足されてきた。

鰻専門店としての「うな菊」は、料亭の創業から125年を経た平成28(2016)年に誕生した。

明治時代からの味を受け継ぐ菊水楼「うな菊」のうなぎを、東京で食べられる日が待ち遠しい。

菊水楼 うな菊 ホテル椿山荘東京店
オープン日:3月15日(水)※予約開始は3月6日(月)12時
所在地:東京都文京区関口2-10-8 ホテル椿山荘東京内
営業時間:11時~15時(L.O.)、17時~21時(L.O.)。
公式サイト:https://www.kikusuiro.com/unakiku-tokyo/

(MOCA.O)

※価格は税込・サ別