この冬は青森・休屋へ。「十和田湖冬物語」の湖畔の寒空を彩る冬花火や氷雪の美しさに感動する旅

1月27日(金)から2月19日(日)までの期間、雪化粧の十和田湖畔休屋にて「十和田湖冬花火」が開催される。

この花火は、冬の十和田湖畔を楽しむイベントが多数開催される「十和田湖冬物語」の企画のひとつ。湖畔の寒空を彩る美しい花火を見に、十和田湖の旅を計画してみては。

©︎十和田湖冬物語実行委員会/撮影:小山田邦哉

©︎十和田湖冬物語実行委員会/撮影:小山田邦哉

十和田湖の夜を彩る冬の花火

「十和田湖冬花火」は、音楽とシンクロした約5分間の花火ショー。澄み切った冬の空気だからこそ、格段に色鮮やかな花火を楽しむことができる。思いを込めたメッセージ花火の打ち上げも申し込み可能。

打ち上げ数は、メッセージ花火を除き約200発だ。

平日と休日で異なる内容

同イベントのプログラムは、平日と休日で異なる内容となっている。

初日の1月27日(金)と土日祝日は、マイケル・ジャクソンさんの「Heal The World(ヒール・ザ・ワールド)」を選曲。平和への祈りを捧げるプログラムだ。

一方、月、木、金曜日には「きときと – 四本足の踊り」を選曲。アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のサウンドトラックで、CM音楽としても知られている曲だ。こちらは十和田湖をイメージして、ストーリー性を込めた構成となっている。

©︎十和田湖冬物語実行委員会

©︎十和田湖冬物語実行委員会

メッセージ付きの花火

同イベントの開始時刻は19:30。メッセージ花火が予定されている日は、19:30からメッセージ花火を打ち上げ、その後、「十和田湖冬花火」プログラムを開始する。

メッセージ花火は1玉5,000円(税込)で、1玉から最大10玉連続打ち上げが可能となっている。申し込みは打ち上げ希望日の前日17:00まで、公式サイトで受け付けている。

冬だからこそ楽しめる十和田湖

1998年度に十和田湖畔で誕生したイベント「十和田湖冬物語」が、第25回の開催を迎える。

厳冬だからこそ出会える美しい風景の楽しみ方、氷雪におおわれた自然と遊べるアクティビティ、県境を跨ぐエリアの豊かさを誇るグルメ、静夜に気分を高める花火などのコンテンツが盛りだくさんだ。

©︎(一社)十和田奥入瀬観光機構

©︎(一社)十和田奥入瀬観光機構

おいしい食の国境まつり

「十和田湖冬花火」以外のコンテンツも紹介しよう。

十和田湖は、おいしい食材の宝庫である青森・秋田両県にまたがる湖。湖畔では、「青森秋田名物御膳」や「青森りんごピザ」など、期間限定のオリジナルのランチメニューで両県の名物を堪能できる。

©︎十和田湖冬物語実行委員会

©︎十和田湖冬物語実行委員会

十和田湖の冬を楽しむコンテンツ

以下のコンテンツはいずれも要予約、公式サイトから申し込み可能となっている。

ナイトタイムに楽しめるのは、「冬の奥入瀬氷瀑ナイトツアー」と「~ガイドの気まぐれ~スノーナイトウォーク」だ。

「氷瀑ナイトツアー」では、渓流の名所で幻想的にライトアップされた氷雪の造形美を堪能できる。「~ガイドの気まぐれ~スノーナイトウォーク」は、案内人がその日その時間に一番見せたいシーンをセレクトして案内するお任せツアーだ。

©︎(一社)十和田奥入瀬観光機構

©︎(一社)十和田奥入瀬観光機構

デイタイムには、「“厳冬=幻想”十和田湖冬の朝さんぽ」や「冬・十和田湖カヌーツアー」「十和田サウナ」「かんじきフットパス」の4種類が登場。

厳しい自然の中にある美しさに出会える幻想的な朝の散歩や、カヌーでめぐる絶景、十和田湖が水風呂というサウナ、そして西洋かんじき「スノーシュー」を履いて十和田湖の冬の森を歩く冒険が楽しめる。

©︎Towadako Guidehouse 櫂

©︎Towadako Guidehouse 櫂

冬だからこそ味わえる、感動的な景色を堪能したい。

十和田湖冬花火
開催期間:1月27日(金)〜2月19日(日)※火・水曜日、および悪天候時は休止
会場:十和田湖畔休屋 多目的広場
所在地:青森県十和田市奥瀬字十和田湖畔休屋486
開始時間:19:30
料金:入場無料、先着4,000名
十和田湖冬物語 公式サイト(各種申込):http://towadako-winter.com/

(田原昌)