沖縄から珠玉のおこげ香を纏った泡盛登場!テロワール専門「月の蒸留所」から、初回生産500本限定発売

沖縄県豊見城市の忠孝酒造は、テロワール泡盛専門蒸溜所「月の蒸溜所」から、今年初の新月となる1月22日(日)に、「月の蒸溜所 2022年蒸溜(沖縄県伊平屋島産米)」と題する商品を、初回生産限定500本にて販売開始した。現在、忠孝酒造公式オンラインショップと「忠孝酒造」の酒蔵見学施設「くぅーすの杜 忠孝蔵」で販売中だ。

沖縄唯一のテロワール専門蒸溜所が造る泡盛を、一度試してみては。

昔ながらの製法を再現したテロワール専門蒸留所

「忠孝蔵」内に設けられた「沖縄本島で一番小さな蒸溜所」は今年、テロワール泡盛専門「月の蒸溜所」として生まれ変わり、月の暦とともに生きる、沖縄の特別な蒸溜所としてスタートを切った。

同蒸溜所で生産する泡盛は、1回の蒸溜で一升瓶当たりわずか60本。ほぼ全ての製造行程が、昔ながらの手作業により行われる。

琉球王国時代の地釜甑(じがまこしき)による米蒸し、忠孝窯製の甕仕込み(かめじこみ)と、沖縄本島では唯一の地釜蒸溜を行う、昔ながらの製法を再現した特別な蒸溜所だ。

「月の蒸溜所」は、県産米をはじめ縁の深い土地の米を、豊かな関係性とともに醸していく、沖縄唯一のテロワール専門蒸留所でもある。

また、同蒸留所では「おこげ製法」という、独自の特別な製法を採用。幾度と実験を重ね誕生した同製法により、泡盛に心地よいおこげの香りを纏わせる。

初回限定販売の泡盛はスイートビターな大人の味わい

今回発売した「月の蒸溜所 2022年蒸溜」の初回生産本数は限定500本で、シリアルナンバー付きだ。

その味わいは、口に含むと、舌の上でサラッと広がる一方、余韻は深く芳醇で、白米のおこげ・香ばしい玄米のアロマを感じる。そして、鼻からおこげの香ばしさが抜け、ベイクドフルーツを思わせる上品でふくよかな香りが、やがて甘いバニラ香へと変化していく。

同商品は、甘味・苦味が調和したスイートビターな大人の味わいが特徴で、ストレート・オンザロック・お湯割りと好みの飲み方で楽しめる。そんな泡盛だから、ペアリングは沖縄食材を用いた料理と合わせたい。

香ばしさと心地よいフルーティーさが際立つストレートには、グルクンの唐揚げ・紅芋チップスなどの揚げ物・焼き物。

甘さが抑えられ、シャープでキリッとした味わいのオンザロックは、テビチ・ステーキ・ミミガーなどの肉料理。

バニラの風味が広がり、柔らかな芳醇さと余韻が際立つ、中温(約40度)のお湯割りは、ジーマーミ豆腐・豆腐よう・ラフテーなどで楽しみたい。

同商品は、国産の米こうじのみを使用。内容量は500ml・アルコール度数は43度、価格は5,000円(税込)となる。

なお、初回生産500本限定の特典として「月の蒸留所」オリジナルのコースター・しおりのプレゼントが付く。月を眺め、遥か沖縄の風景に思いを馳せながら、芳醇なおこげの香りを纏う泡盛を楽しむ。そんなノスタルジックな夜を過ごしてみてはいかがだろう。

月の蒸溜所 2022年蒸溜(沖縄県伊平屋島産米)
特設ページ:https://chuko-online.com/moon-distillery

(高野晃彰)