北海道・知床で宿泊施設を運営する北こぶしリゾートが、「KIKI知床 ナチュラルリゾート」の大浴場を全面リニューアル。1月21日(土)より営業中だ。
知床の自然ととともにサウナを楽しむ
「KIKI知床 ナチュラルリゾート」は、知床の高台に位置する、自然ととけあう森のリゾートである。同グループが運営する「北こぶし知床ホテル&リゾート」は、サウナを楽しみに足を運ぶ方も多く、知床をもっとサウナで盛り上げようという思いで、新たなサウナを生み出したそうだ。
今回のリニューアルで、合計4種のサウナが誕生。このうち、クロウナ・ネウナ・ウィスキングサウナはTTNEプロデュースによるもの。 KIKI知床のコンセプトに合わせ、「居心地の良いサウナ」を追求している。
合計4種のサウナでさらなる癒しを
「クロウナ」は、“穴蔵”をイメージして仕立てた、サウナでは珍しい真っ黒なサウナ室。外界からの光を遮った地下のような暗さの中で、自分の世界に静かに没入していくような時間を過ごしていただきたいという発想から、黒一色で仕上げている。ストーブにはやかん型のアロマポットを設置。セルフロウリュを楽しみながらじっくりと汗をかける。
「ネウナ」は、その名の通り“寝て入る”サウナ。一般的にサウナで横になることはマナー違反とされ、寝っ転がって汗をかくことは貸切サウナでしか味わうことができない自由である。「ネウナ」では、これが推奨される入り方だ。混雑時には譲り合っていただきつつ、遠慮せず横になって全身で大いに脱力しよう。
「ウィスキングサウナ」は、セルフウィスキングが手軽に楽しめる。施設としてヴィヒタを用いたセルフウィスキングが楽しめるサウナは、現在国内にはほとんどない。ヴィヒタを使って体を叩くウィスキングは、肌に刺激を与えることで血行が促進され、マッサージのような効果も期待できる。壁に取り付けた楠の木の一枚板からは天然の木の香りも。室内には蒸気発生器が内蔵され、蒸気の中で自然の香りと共に一緒に“蒸される”体験を味わってほしい。
加えて、4種目には国内にはまだ数えるほどしかないエストニア生まれの「イグルーサウナ」が登場。木でできたかまくら型のサウナで、薪ストーブ型のサウナ。ホテルサウナで薪タイプを取り入れるのは非常に珍しく、屋外の露天風呂スペースに設置される。
水風呂は、深さ120cmの浴槽が男女ともに完備。ボタンを押すと頭から水が被れる仕掛けもある。さらに温泉は、 塩化物泉のやさしい泉質、3種の温度の浴槽を構え、どなたでもくつろげる。
自分に合ったお湯を見つけて、心ゆくまで疲れを癒してはいかがだろうか。
KIKI知床 ナチュラルリゾート
所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192番地
公式WEB:https://www.kikishiretoko.co.jp/
(akihiro takeji)