【2023年5月更新・まとめ】今行きたい!東京都内のサウナ施設10選。個室サウナや最新ととのい技術を導入した店に注目

空前のサウナブームを経て、「ととのう」という言葉がすっかり定着したサウナ。

東京都内で働く人に知ってほしい、アクセスしやすいサウナ施設を10店舗ピックアップした。日々の仕事疲れの癒しに役立ててほしい。

目次
薪サウナや客室で上質なととのいを「サウナランド浅草」
マグマスパ式サウナを体感「LOCA THE CLASS. AOYAMA」
ゆったりサイズのベンチでロウリュできる「lagom sauna」
ととのい後の一杯も楽しめるサウナ「Sway」
こだわりの機能でカスタムできる「アカサカサウナ」
完全個室でゆったりくつろげる「ソロサウナtune」
予約なしでも利用できるプライベートサウナ「TRIBAL(トライバル)」
カラオケも楽しめる会員制施設「ザ・プロラボサウナ」
最新技術を投入したサウナ「TARU SAUNA LABO 麻布十番店」
『サ道』のタナカカツキさんが監修した「渋谷サウナス」

薪サウナや客室で上質なととのいを「サウナランド浅草」

浅草駅から徒歩2分の「サウナランド浅草」は、オープン後早々に、“今行くべき”サウナ施設として「SAUNACHELIN(サウナシュラン)2022」にノミネートされた注目の施設。日帰り利用(*1)もできる。

1Fエリアには、フィンランドから直輸入したmondex社の薪ストーブを中央に構えたサウナ室が。綿密な空気の対流設計により、息苦しくない温度と湿度、短時間での発汗作用を実現。セルフロウリュも可能だ。

薪サウナ室から出るとすぐ冷水シャワーと水風呂、その先に外気浴スペースが。心地良さを妨げることのない動線にこだわっている。

1Fを予約すると利用できる、2Fラウンジスペースのキッチンコーナーには、鉄板やIHコンロ、冷蔵庫などを完備。具材や酒を持ち込んで仲間とともに語らいながら、ととのい後の食事を楽しめる。

3F、4Fには、最大6名まで宿泊(*2)できるグループ向け客室と、2名まで宿泊できるペア向け客室がある。

3Fグループルーム

3Fグループルーム

4Fペアルーム

4Fペアルーム

水風呂とストーブを使用したフィンランド式サウナを導入し、ホテル客室とは思えない本格サウナを体感できる。

3Fグループルームサウナ室

3Fグループルームサウナ室

サウナシュランにも選ばれた注目の施設を、宿泊や日帰りで利用してみては。

サウナランド浅草
所在地:東京都台東区浅草1丁目34-2
公式WEBサイト:https://seven-garden.com/ja/hotel/saunalandasakusa

*1 貸切利用のほか、パブリックプランも利用可能
*2 デイユースも利用可能

マグマスパ式サウナを体感「LOCA THE CLASS. AOYAMA」

表参道駅から徒歩5分の「LOCA THE CLASS. AOYAMA」は、今年4月にオープンしたばかりの招待制・完全会員制のサウナだ。

同施設の最大の特徴は、“マグマスパ式サウナ”があること。富士山のマグマ(溶岩)プレートを水蒸気で温めることで生まれる輻射熱*を体感できる。

サウナ室には、床と壁すべてにマグマプレートが敷き詰められていて、体を内部まで優しく温め、自然な発汗を促す。また、マグマストーン(天然溶岩)を使用したオリジナル ロウリュも体験できる。

また、同施設では、マグマスパとマグマストーンによって生じる独自の「3Dヒーティングシステム」を採用。これにより、無理なく体温を上げる室温と、心地良い湿度バランスを実現している。

ちなみに水風呂に使用している水は、溶岩石で濾過する地層式濾過装置を使用したミネラル鉱石水だ。

芸能人や著名人も足しげく通うという同施設。“極上のととのい”を体感したい人は、利用を検討してみては。

LOCA THE CLASS. AOYAMA
入会金:220,000円(税込)
年会費:1,100,000円(税込)
※会員は年間96回までメンバー料金で利用可能
所在地:東京都港区南青山3-8-14 AUSPICE表参道2F
公式WEBサイト:http://loca-aoyama.jp/

*温度が高くなった物体が遠赤外線を通して周囲に熱を伝える現象

ゆったりサイズのベンチでロウリュできる「lagom sauna」

東急電鉄田園都市線・桜新町駅西口より徒歩4分にある「lagom sauna(ラーゴム サウナ)」。今年4月にオープンしたばかりの、日常的に通える完全個室サウナだ。

同施設は、1名用と1~2名用の2部屋があり、日別で男性専用ルームと女性専用ルームに分けて提供している。

サウナ室やシャワーはもちろん、着替え室やととのいスペースまで一つの部屋で完結する“完全個室”となっているので、人目を気にせず過ごしたい人におすすめだ。

サウナ室には、天井・壁にヒノキを使用。約2メートルの広いベンチにも、全面的にヒノキを使用している。木の香りを感じながら足を伸ばして過ごせる空間で、好きなタイミングでセルフロウリュもできる。

なお、サウナ室やシャワー室など各部屋で調光が可能。Bluetoothスピーカーで、Audibleや音楽をかけることもできる。

自分好みの照明・音楽と、木の香りにゆったり癒されたい人は同施設の予約を。

lagom sauna
所在地:東京都世田谷区桜新町1-25-23 Lien 101
公式WEBサイト:https://www.lagom-sauna.com/

ととのい後の一杯も楽しめるサウナ「Sway」

外苑前駅から徒歩3分の「東急ステイ青山プレミア」の1Fにあるのが、プライベートサウナ「Sway(スウェイ)」。

同施設は「渋谷SAUNAS」やサウナシュラン受賞の「黄金湯」などを手がける、サタケヨシヒト氏がサウナディレクションを行う。

内装デザインは、自然の中で過ごすサブスクホーム「SANU」や、六本木交差点近くのCafe & music bar lounge「Common」などで知られる「STUDIO DIG.」によるもの。

こだわりの個室は全4部屋。そのうち1つは、1人での利用に適した「ソロルーム」。自分自身と向き合うことに集中できるミニマルな空間だ。

2人まで利用可能な「スタンダードルーム」と、4人(*1)まで利用可能な「グループルーム」は、語らいを楽しめるリラックスムードにあふれた空間となっている(*2)。

全室に水風呂とフィンランド製のサウナストーブを完備。アロマ水でセルフロウリュも可能だ。

スタンダードルーム

スタンダードルーム

グループルーム

グループルーム

クラフトビールやモクテルが注文できるラウンジスペースもあり。曜日や時間帯によってはリラクゼーションも利用できる。

こだわりの空間でととのいたい人は同施設をチェックだ。

Sway
所在地:東京都港区南青山2丁目27-18 パサージュ青山 1F
公式WEBサイト:https://sway.jp/

*1 サウナ室内は4人利用の場合ローテーションとなる(推奨は3人)
*2 スタンダードルームとグループルームの利用は同性のみ可能

こだわりの機能でカスタムできる「アカサカサウナ」

赤坂見附駅から徒歩2分、仕事帰りに立ち寄るのにちょうど良い立地にあるのが「アカサカサウナ」。全室完全個室で、一人ではもちろん仲間やパートナーとも一緒に利用できる。

同施設の特長のひとつは、個室サウナとしては珍しく、室内にあるボタンを押すだけで熱波を浴びることができること。瞬間的な刺激による発汗作用が期待できる。サウナ室は80℃~100℃で温度調節も可能だ。

好みのアロマを予約時に選んで、好きなタイミングでロウリュも楽しめる。

ほか、ゆっくり浸れると言われている水温15℃前後をキープする「冷水チラー」を全室に完備した水風呂があり、濾過した清潔な水を循環させる「ろ過循環設備」も導入している。

さらに、4名まで利用可能な「プレミアムVIPルーム」もある。幅2メートルの水風呂やソファつき休憩スペースで、気兼ねなく過ごすことが可能だ。

仕事がある日もそうでない日も利用したくなるサウナ施設だ。

アカサカサウナ
所在地:東京都港区赤坂3-10-17 マーカスビル4F
公式WEBサイト:https://www.private-sauna.jp/

完全個室でゆったりくつろげる「ソロサウナtune」

神楽坂駅から徒歩3分の好立地にある「ソロサウナtune(チューン)」は、完全個室のフィンランド式サウナが楽しめる施設。フィンランドからサウナストーブを輸入しており、2020年12月にオープンして以来、着実にリピーターを増やしている人気店だ。

「自身の世界に没入しやすい空間」をコンセプトに、壁や天井をダークグレーで統一し、間接照明のみの使用で明るさを抑えたリラックス空間が用意されている。

日本では高温かつ湿度が低い「ドライサウナ」が多かったが、フィンランド式は「ウェットサウナ」が基本。同施設では、低温で体を芯から温められるウェットサウナを導入している。

また、フィンランドのサウナ文化に欠かせない、白樺のアロマ水を使ったロウリュも体験できる。

今年4月からは、「3Dサウンドシステム」で同施設のために屋久島で収録した音源を再生。島の時間や季節ごとに変わる森の音源を、その場にいるかのような臨場感で楽しめる。

完全個室ということもあり、タトゥーがある、画一的な男女の区別に抵抗がある、障害があるなど、さまざまな事情で大浴場を利用しづらい人にも好評だという。東京で人目を気にせず思う存分サウナを楽しみたいという人はチェックしてみては。

ソロサウナtune
所在地:東京都新宿区天神町23−1(UNPLAN Kagurazaka1F)
公式WEBサイト:https://solosauna-tune.com

予約なしでも利用できるプライベートサウナ「TRIBAL(トライバル)」

JR新宿駅東口から徒歩2分の場所にあるのが、昨年9月にオープンしたフィンランド式プライベートサウナ「TRIBAL(トライバル)」。

ほとんどの個室サウナは、予約をしないと当日の利用ができないが、同施設は予約なしの来店でも利用できるのが嬉しいところ。隙間時間にササッと立ち寄り、疲れた体をリフレッシュできるのがありがたい。

「大都会の中心で好きなときにととのう」をコンセプトに作られており、全長190cm以上のサウナ室や、冷却器(チラー)によって15℃以下の水が出るオーバーヘッドシャワーを完備しているのが特徴だ。

大人1人が横になっても充分に余裕のあるスペースとなっており、サウナをよりよく楽しむために、セルフロウリュや日替わりのアロマオイルも用意されている。

ととのいスペースには、アウトドアチェアとして有名なコールマンのインフィニティチェアを設置しており、雲の上に寝転んでいるような座り心地で、リラックス時間を満喫できる。

昨年10月には2号店をオープンするなど、今都内で大注目の個室サウナ施設。急にサウナに入りたくなったという時に行けるので、利用頻度も上がりそうだ。

private sauna suite TRIBAL
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-5-4 第22東ビル9階
公式WEBサイト:https://tribal-sauna.com/

カラオケも楽しめる会員制施設「ザ・プロラボサウナ」

麻布十番駅より徒歩3分の場所にある、カラオケも楽しめる完全個室の会員制プライベートサウナが「THE PROLABO SAUNA(ザ・プロラボサウナ)」。

同施設では、着替えからサウナ浴、水風呂、リクライニングチェアでの休憩に至るまでのすべてを、ひとつの個室で完結できる。

「深部体温+1℃」を実現する独自のサウナは、マグマプレートの遠赤外線による温め技術を採用しており、一般的なサウナよりも暑苦しさや息苦しさが少なく、汗をかきにくい人でも驚くほどの発汗を実感できるという。

また、オート・セルフロウリュウを完備するほか、活性炭パワーに着目したチャコールクレンズやオリジナルアロマも楽しめるのも特長。

サウナの醍醐味ともいえる水風呂には、専用の製氷機が設置されており、好みの冷たさにカスタマイズできるのも嬉しいポイントだ。高濃度水素入浴剤「ハイドロシリカスパ グランプロ」を入れ、水素水風呂にすれば、ワンクラス上のととのいを体感できるだろう。

遠赤外線サウナ、水素風呂、カラオケなど、さまざまな楽しみ方が可能なサウナ施設だ。

THE PROLABO SAUNA(ザ・プロラボサウナ)
所在地:東京都港区麻布十番2-3-9 MogWan麻布十番ビル3F
公式WEBサイト:https://magmasauna.jp/

最新技術を投入したサウナ「TARU SAUNA LABO 麻布十番店」

同じく麻布十番駅から徒歩3分という抜群の立地にあるのが、今年1月にオープンした「TARU SAUNA LABO(タルサウナラボ) 麻布十番店」。

日本国産の木材を使ったベーシックなドライサウナ3室に加え、薫り豊かで熱が循環しやすい木造・樽型のタルサウナを3室用意。ロウリュや水風呂はもちろん、美容効果の高いコラーゲントリートメントランプを活用した「ととのい部屋」も用意されている。

「テクノロジーでととのう」をテーマにした新感覚サウナ施設でもある同店。なかでも注目なのが、瞬間冷凍技術を活用した「クライオボックス」や、感情を可視化するウェアラブルデバイス「Upmood(アップムード)」など、最先端のととのいアイテムが導入されていること。

クライオボックスは、ドライサウナの1室に用意されている。

首から下のカラダ全体をマイナス20℃〜30℃の超低温環境に浸し、3分ほどでしっかりアイシングすることで、内臓の働きの活性化や脂肪代謝の促進、自然治癒力の向上などの効果とともに、スピーディーに新鮮なととのい体験ができる。

サウナに入る前後の感情やストレスを把握できるデバイス「Upmood(アップムード)」も、自分の今の状態を知るきっかけになりそうだ。最先端の技術を体験したい人は、足を運んでみてほしい。

TARU SAUNA LABO 麻布十番店
所在地:東京都港区東麻布2‐26‐14 VORT麻布十番ビルⅡ(旧ヘリテージ麻布十番)
公式WEBサイト:https://taru-sauna-labo.com/

『サ道』のタナカカツキさんが監修した「渋谷サウナス」

『サ道』の原作者にしてサウナ大使のタナカカツキさんが総合プロデュースを手がけたサウナ施設が「渋谷サウナス」。

昨年12月にオープンした同施設は、渋谷駅から徒歩5分、桜ヶ丘の坂を登った場所に位置し、3階建ての1棟まるまるサウナのみの「ととのいビル」として、サウナファン注目の施設だ。

タナカカツキさんのサウナ愛と「ととのい欲」が妥協することなく注ぎ込まれており、8種類・9つのサウナ室と、2種類・4つの水風呂を完備。

館内は東側の「LAMPI(ランピ=池)」、西側の「WOODS(ウーズ=森)」という2つのエリアに分かれており、男女が日替わりでどちらも楽しめるというシステムをとっている。

また、アパレルブランド「DIGAWEL(ディガウェル)」が監修した館内着や、コスメブランド「OSAJI(オサジ)」のアメニティを採用するなど、どこを見渡しても「究極のととのい」を実現するべく突き詰めている。

サウナ室内で行われるドイツ発祥の熱波エンターテイメント「アウフグース」の開催や、心身への効能が期待される植物の束を使ったマッサージ「ウィスキング」など、ユニークな試みも見逃せない。

肌が触れる部分は角を取り除いた仕上げを施したり、館内の掲示サインは視覚的なノイズを最小限に抑える工夫をしたりするなど、細部にまでこだわった同施設は、サウナファンを唸らせるだろう。

渋谷サウナス
所在地:東京都渋谷区桜丘町18-9
公式WEBサイト:https://saunas-saunas.com/

自身の気分に合わせた極上のととのい空間で、体の根底から疲れを癒してみては。

(IGNITE編集部、AREC)