巧拙を気にせず、ただ自分のためだけに絵筆を走らせる。幼い頃には誰もが出来ていたことが、大人になると難しくなる。ふと思いついても場所も画材もない、かといって絵画教室は本格的すぎる……そんな人にぴったりの機会がある。
“アーティストにもどる場所”をテーマにアート体験を提供する「artwine.tokyo」と、大人のための複合施設「EAT PLAY WORKS」がコラボ。
ペアリングワイン片手にゴッホやモネの名画を描く120分のアート体験ワークショップを2月3日(金)からスタートする。
食・遊び・仕事の複合施設「EAT PLAY WORKS」
会場となる広尾の「EAT PLAY WORKS」は、「食べて」「遊んで」「仕事して」をコンセプトにデザインされた複合施設だ。
国内外で注目を集める17店舗が集結するレストランフロア、メンバーとそのゲストのみが利用できるメンバーズラウンジ、1名から賃貸可能なオフィスフロアで構成される。
大人が集い、繋がり、化学反応を起こす場・体験を提供してきたが、このたび「アートの力で働く人の心を豊かにしたい」という思いから「artwine.tokyo」とのコラボレーションが実現した。
2022年2月に根津・上野エリアに初の店舗をオープンした「artwine.tokyo」は、アートとワインのペアリングを楽しむ、大人のためのワークショップ事業を展開。
これまでゴッホやモネ、クリムト、葛飾北斎といった歴史的名画を始め、YouTubeやSNSで人気の「フルイドアート(たらしこみアート)」や「アルコールインクアート」、「ペインティングナイフアート」など、初心者向けのオリジナルコンテンツも充実させてきた。
120分で名画が完成するワークショップ
当日は東京藝術大学をはじめとする美大出身の講師陣が完成までガイドし、初心者でも120分で驚くほどのクオリティの絵を完成させられるという。
絵具や筆、キャンバス等の画材はもちろん、服を汚さないためのエプロンや、持ち帰り用の袋等もすべて用意されているため手ぶらで参加できる。
ワインは一般社団法人日本ソムリエ協会所属のJ.S.A.ワインエキスパートが画家の軌跡や絵画のテーマに合わせて選定。
参加対象は美術経験を問わず、初心者や一人参加も歓迎される。アルコールが苦手な人にはミネラルウォーター等を用意する。申し込みは「artwine.tokyo」公式サイトにて受け付ける。
当日描いた作品は、そのまま自宅へ持ち帰れるという。見慣れた空間が、自身のアートで飾られていくのは新鮮な喜びだろう。購入した絵画とは、また違った趣があるはずだ。
アート体験ワークショップ
開催日:2月以降の毎週金土日
会場:EAT PLAY WORKS 3階 大会議室
所在地:東京都渋谷区広尾5-4-16
参加費:各回7,700円 ※画材、ワイン、持ち帰り用袋を含む
申し込みページ:https://artwine.tokyo/collections/%E5%BA%83%E5%B0%BE-eat-play-works
(SAYA)
※価格は税込