「世界で一番幸せな国」との呼び声高いフィンランド。
2023年に海外旅行を検討している人に向けて、この記事では、フィンランド政府観光局がリリースしている、“2023年に体験できる、フィンランドの地理や文化を活かしたユニークな過ごし方”ベスト5を紹介したい。
<ベスト5>夏の自転車ロードレース「ツール・ド・レイクランド」
国際自転車競技連合のグランフォンド・ワールドシリーズの認定レースである「ツール・ド・レイクランド」が、7月14日(金)、15日(土)の2日間開催される。
2021年に欧州グリーン首都賞を受賞したラハティ市の素晴らしい自然景観の中を走るロードサイクリングレースに注目したい。
<ベスト4>ヘビメタファンが集うバーでサウナ浴
フィンランドのメタルバンド「チルドレン・オブ・ボドム」が手掛けオープンした「ボドム・バー&サウナ」は、1993年にバンドが活動を開始したエスポー市にある。3つのサウナと「チルドレン・オブ・ボドム」をテーマにしたファン向けのミュージアムを併設したスポットだ。
ハードロックカフェと大衆酒場を合体させたようなこの店では、フィンランドの生活に欠かせないフィンランド文化・サウナを体験できる。
<ベスト3>トム・オブ・フィンランドの世界へ踏み込む
世界で最も有名なフィンランド人アーティストの一人、トム・オブ・フィンランド(本名:トウコ・ラークソネン)氏の作品と人生を紹介する大規模展覧会が4月28日(金)から10月29日(日)までヘルシンキのキアズマ現代美術館にて初めて開催される。
トム・オブ・フィンランド氏は、筋骨隆々とした、たくましいゲイ男性を描いたアーティストとして知られ、20世紀後半のゲイカルチャーに大きな影響を与えた人物。同氏の世界を存分に堪能したい。
<ベスト2>電動スノースクーターによるサファリ
フィンランドの湖水地方にあるサイマー湖近くのサハンラハティ・リゾートでは、初心者も簡単に乗れる、環境に優しい電動スノースクーターの体験が可能だ。
電動スノースクーターによるガイド付きスノーサファリで、北欧の冬の冒険に出かけてみては。
<ベスト1>地球のてっぺんで夏至を祝う
フィンランド最北のラップランドは、太陽が沈まない夏季に起こる白夜を体験するのに最適なスポット。夏至祭は、6月22日(木)から24日(土)まで、松林と湖を望む北極圏の高地、ルカトゥントゥリにて行われる。
国内外のアーティストによる、音楽とアートのパフォーマンスは必見だ。
(IKKI)