世田谷のカクテル・バー&スタジオ「Quarter Room」でアートとカクテルの新たな融合を体験しよう

1月13日(金)、バーテンダー野村空人氏がプロデュースするカクテル・バー&スタジオ「Quarter Room(クオーター・ルーム)」が世田谷代田にオープンした。

クラシックから現代まで、アートからインスパイアされたカクテルたちが出迎える大人の空間に足を運んでみよう。

ギャラリーで絵画を鑑賞するような大人の時間を演出

カクテル・バー&スタジオ「Quarter Room」は、アートとカクテルの新たな融合をテーマに、バーテンダー野村空人氏が、クラシックなものから現代まで、さまざまなアート作品を独自に再解釈してカクテルメニューに落とし込み再現していく。

また、ゲストアーティストを迎えてのアート展示も開催し、展示作品からインスパイアされたスペシャル・カクテルも展開する。

店舗はグレートーンに施した木目が特徴的なカウンタートップを基調に、大人がゆったりとした時間を過ごせる空間なっている。

グランドオープンでは、写真家 小林茂太氏による藍染の染色作業を撮影したサイアノタイプ・プリント作品が展示される。

3月からは新たなアートプロジェクトも始動予定だ。ゲストキュレーターに、細野晃太朗氏を迎えて、年6回に渡る定期的な企画展示と、それらの展示作品をカクテルに落とし込んだ特別メニューを合わせて展開する。

展示されているアート作品は購入することもできる。

アート作品からインスパイアされたカクテルドリンク

グランドメニューでは、名画と呼ばれるようなクラシックな作品や、現代美術作品からインスパイアされたカクテルメニューを展開する。

渡辺省亭の「牡丹に蝶」からインスパイアされたPeony and Butterflyでは、ライ・ウィスキーをベースとするスタンダードカクテルであるサゼラックスタイルを元に、コニャックやアブサン、そしてジャスミンティーを加えて、牡丹が彷彿とさせるフローラルなイメージを演出。

フランス画家 ポール・セザンヌの「りんごとオレンジ」から着想を得たApple and Orangeは、ジンをベースとしたアヴィエーションスタイルのカクテルで、りんごを原料とした蒸留酒カルヴァドスにオレンジ、そしてシェリーや花椒を加えて、セザンヌがキャンバスで表現した独特な色味を味で表現。

現代アーティスト キース・ヘリングによる「ラッキーストライク」は、トロピカルさが特徴的なジャングルバードスタイルのカクテルに落とし込み、その名の通りLucky Strikeと名付けられ、キース・ヘリングらしい‟ポップ感”を演出する。

これに加えて、ゲストアーティストを迎えての特別展示の際には、展示されるアート作品からインスパイアされたカクテルメニューが毎回期間限定で楽しめる。

アートに触れて、飲んで、持ち帰る

バー・エリアの奥には、カクテルメニューの考案・開発や、ボトルドカクテルの製造ができる LABO(ラボ)を併設し、今後Quarter Roomのカクテルをそのまま自宅でも楽しめるレディーメイドのボトルドカクテルを製造する。

LABOで製造されたボトルドカクテルを販売するエリア KIOSK(キオスク)もオープン予定で、ボトルドカクテルを購入することができる。

アートとカクテルの新しい楽しみ方を体験してみては。

Quarter Room
所在地:東京都世田谷区代田 5-10-7 B1F
Instagram:https://www.instagram.com/quarter_room_tokyo/
予約サイト:https://www.tablecheck.com/shops/quarter-room/reserve

(MOCA.O)