世界最高峰のシェフやソムリエも認める、美食家のためのシャンパーニュ・メゾン「ラリエ」。
2月下旬より、同メゾンがロゴやボトル、ラベルのデザインを一新。メゾンの歴史と伝統を象徴した、より洗練されたものへと生まれ変わらせる。
グラン・クリュのアイ村に拠点を置く「ラリエ」
ラリエは、「グラン・クリュ」に分類される数少ない村のひとつ、アイ村にて1906年に設立されたメゾンだ。同メゾンでは創立時から現在まで、アイ村の素晴らしい遺産を伝統的かつモダンな“savoir-faire(ノウハウ)”で伝え続けている。
メゾンの中でも一際知られているのが、ベース・ワインのヴィンテージを表現することに重きを置くRシリーズと、アイ村のシャルドネを贅沢に使用したブラン・ド・ブラン。想いと手間を込めたこだわりの製法がラリエの味わいを際立たせている。
3代のシャンパーニュ造りへの想いをこめてデザインを一新
今回、ラリエはメゾンの歴史と伝統を象徴し、より洗練されたデザインへとロゴやラベル、ボトルをリニューアル。
新しくなったブランドロゴは、L字型を中心に構成され、描かれた3本の線はラリエの3世代に渡るファミリーメンバーに由来している。
メゾン創設者であるルネ・ラリエさん、「偉大なシャンパーニュは、偉大なブドウ畑から生まれる」という信念をもたらしたジャン・ラリエさん、アイ村のシャルドネから生まれる「ブラン・ド・ブラン」というユニークなアイディアをもたらしたジェームス・ラリエさんの、3世代のシャンパーニュ造りへの想いが込められたロゴだ。
アイコニックなワインの外観も新しく
続いて、装いを新たにした各銘柄のデザインとその特徴を紹介していきたい。
ラリエの手がけるワイン「R」シリーズの「R」はフランス語の「Récolte(収穫)」を意味し、葡萄の収穫年の個性を表現している。R.019のキュヴェは、大部分が2019年に収穫された葡萄からつくられたもの。
ラリエ・ロゼはアッサンブラージュでつくられている。ピノ・ノワールを用いた白ワインとシャルドネのワインに、ブジーのグラン・クリュの赤ワインを7%加えたユニークなブレンド。
この方法によって、ピノ・ノワールのふくよかで力強い個性と、シャルドネのフレッシュさが統合され、ソフトなのにパワフル、優雅で奥行きのあるロゼができあがる。
優れたグラン・クリュのテロワールから生まれたシャルドネ100%のシャンパーニュ。コート・デ・ブランから受け継いだ「純粋さ」と、アイからもたらされる「力強さ」との素晴らしいバランスを楽しめる。
2014年は、複雑なアロマに、荘厳な深みのある味わいを含んだ葡萄が生まれたヴィンテージだ。
このヴィンテージからなるシャンパーニュは、熟した果実のアロマが全体をバランスよく纏めており、泡立ちもきめ細かくクリーミー。柔らかな口当たりが万人受けする一本だ。
旧デザインはもちろん、シャンパーニュ好きなら新デザインの一本まで揃えておきたいところだ。
ラリエ公式WEBサイト:https://champagne-lallier.com/
(IKKI)
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