青りんご・洋梨を思わせる香り!志摩観光ホテル&若戎酒造のタッグで生まれたオリジナル日本酒が登場

三重県の「志摩観光ホテル」は、ホテルオリジナル日本酒 純米大吟醸 山田錦「志摩」(720ml)を、2月1日(水)より数量限定で販売する。

同酒は、三重県産の「山田錦」を100%使用。幕末に創業した「若戎酒造」が醸造を担う新酒だ。今回の「志摩」は、ホテルオリジナル日本酒の第3弾となる。

志摩観光ホテルと老舗酒造のタッグで誕生

志摩観光ホテルは、豊かな自然に育まれた伊勢志摩の食材と、多くの生産者との縁を紡ぎながら、三重の食の魅力を発信してきた。

同ホテルでは、三重の日本酒が地理的表示「GI」の認定を受けたことを契機に、県内の酒蔵と協力のうえ、三重の水・酒米・酵母にこだわったオリジナルの日本酒を企画。今回の純米大吟醸 山田錦「志摩」は、その第3弾となる。

ちなみに、地理的表示「GI」とは、その地域ならではの自然的・人文的・社会的な要因の中で育まれてきた品質・社会的評価などの特性を有する産品の名称を地域の知的財産として保護する制度だ。

純米大吟醸 山田錦「志摩」を醸造する「若戎酒造」は、1853年の創業で170年の歴史を有する伊賀市青山町にある老舗酒造として知られる。

伊賀市青山町は、伊賀盆地・室生赤目青山国定公園の麓にあり、京都・奈良と三重県松阪を結ぶ初瀬街道沿いであることから、伊勢神宮への「おかげ参り」の宿場町としても栄えた歴史を持つ。

また同地は、四方の山々から流れ出た清水が地下水となり、きめ細かい酒を醸す豊富な伏流水に恵まれている。「若戎酒造」では、その水を活かした酒造りを続けてきた。

同酒蔵では、自社ですべての酒米を精米している。三重県独自に開発されたオリジナル酵母を始め、多種にわたる酵母を保有し、酒米・酵母・麹菌の特性を活かした、こだわりの酒造りを行っている。

老舗酒造のオリジナル酵母が馥郁たる味わいを生み出す

青りんご・洋梨を思わせる、華やかな香りが印象的な味わいの純米大吟醸 山田錦「志摩」。口に含むと、最初は柔らかな口当たり。それが、徐々に上質な旨味へと繋がり、辛口でキレのある酸味の軽やかな余韻を残す。こうした馥郁たる味わいは、「若戎酒造」のオリジナル酵母の成せる業だ。

同酒の原材料には、国産の米・国産米の米こうじのみを用いる。米は、三重山田錦を100%使用。精米歩合は50%、アルコール分は15度。販売数は450本で、価格は、720ml・6,000円(税込)となる。

純米大吟醸 山田錦「志摩」は、志摩観光ホテル内の「ザ クラシック ショップ」「ザ ベイスイート ブティック」の2店舗にて、2月1日(水)から販売。予約は、1月4日(水)から両店舗にて受け付けている。さらに、都ホテルオンラインショップでも、1月10日(火)から予約を受け付ける。

名門ホテルと老舗酒造のコラボにより生まれた純米大吟醸 山田錦「志摩」。オンラインで取り寄せて自宅で味わうのもいいが、ホテルに宿泊し、現地の食材と合わせるという楽しみもある。いずれにせよ数に限りがあるので、早めのアクションが必須だろう。

志摩観光ホテル 純米大吟醸 山田錦「志摩」
所在地:三重県志摩市阿児町神明731 ※志摩観光ホテル
都ホテルオンラインショップ:https://shop.miyakohotels.ne.jp/shopbrand/002/005/X/

(高野晃彰)