轟友宏氏の個展「Happy Drive!+招福2023」を阪神梅田本店で開催。乗り物シリーズや招福シリーズを展示

身近に楽しめる絵画やオブジェ、アート雑貨などを発信する阪神梅田本店のアートギャラリー「ハローカルチャー」。

同ギャラリーにて乗り物絵師・轟友宏(とどろき ともひろ)氏の個展「Happy Drive!+招福2023」を1月11日(水)~17日(火)の期間、開催する。

轟氏独特の世界観を堪能できる個展について紹介しよう。

「VWバス」(アクリルガッシュ・キャンバス、41 x 41 cm)

「VWバス」(アクリルガッシュ・キャンバス、41 x 41 cm)

独創的・ユニークな線で描く乗り物絵師、轟友宏氏

クラシックカーレースの最高峰、イタリアのミッレミリア・ミュージアムで東洋人初の個展を開催した轟友宏氏は、1974年東京都生まれ。神戸芸術工科大学出身の、独創的・ユニークな線で乗り物を描く絵師である。

2003年に村上隆氏主催GEISAIミュージアムにて岡本敏子賞を受賞。2014年・2019年には、クラシックカーの殿堂ミッレミリアのミュージアムにて個展を開催した。

2017年には、イタリアで最も歴史あるチョコレートメーカー「MAJANI(マイアーニ)」の限定パッケージを手がける。また、2017~2018年に、イタリア国立自動車博物館で日本人初の個展および作品収蔵。

2021年は北米最大のMUJIで、2022年はサンディエゴ自動車博物館でそれぞれ個展を開催するなど、国内外で精力的に活動している。

乗り物シリーズや招福シリーズが登場

轟氏の作品は、キュビスムにも通じるような独特の世界を生み出し、その色彩は観る人を惹きつける。

阪神梅田本店で初の個展となる同展では、轟氏の代名詞ともいえる“乗り物シリーズ”が登場。

「Porsche 赤」(アクリルガッシュ・キャンバス、18 x 18 cm)

「Porsche 赤」(アクリルガッシュ・キャンバス、18 x 18 cm)

「Benz 赤」(アクリルガッシュ・キャンバス、41 x 41 cm)

「Benz 赤」(アクリルガッシュ・キャンバス、41 x 41 cm)

また2020年から新たに手がけた、日本各地の風土や暮らしの中から生まれ、その地の伝説や信仰と結びつきながら永年愛されてきた郷土玩具を愛くるしく描く“招福シリーズ”の作品の数々も展観する。

「富士山」(アクリルガッシュ・キャンバス、31.8 x 41 cm)

「富士山」(アクリルガッシュ・キャンバス、31.8 x 41 cm)

「黄トラGOLD」(アクリルガッシュ・キャンバス、18 x 14 cm)

「黄トラGOLD」(アクリルガッシュ・キャンバス、18 x 14 cm)

「白トラGOLD」(アクリルガッシュ・キャンバス、18 x 14 cm)

「白トラGOLD」(アクリルガッシュ・キャンバス、18 x 14 cm)

「青招き猫」(アクリルガッシュ・キャンバス、41 x 31.8 cm)

「青招き猫」(アクリルガッシュ・キャンバス、41 x 31.8 cm)

轟氏の阪神梅田本店での初個展「Happy Drive!+招福2023」へ足を運んでみてはどうだろう。

轟友宏 個展「Happy Drive!+招福2023」
会期:1月11日(水)~17日(火)※最終日は午後5時まで
作家在廊予定日:1月15日(日)※作家の都合により変更となる場合がある
会場:阪神梅田本店 8階ハローカルチャー2
所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目13−13
「美術散歩」公式サイト:https://website.hanshin-dept.jp/hshonten/bizyutsusanpo/

(角谷良平)

※購入希望の場合、価格については直接ハローカルチャーまで問い合わせを
※購入作品の受け取りは会期終了後