三重県桑名市は、1月14日(土)~2月26日(日)に、桑名市博物館にて「特別企画展 こうなる徳川将軍家 家康と千姫」を開催する。
徳川家と桑名にまつわる展示が行われるほか、茨城県常総市、兵庫県姫路市と連携した、千姫にまつわる珍しい展示も行われる。
「どうする家康」&千姫ゆかりの三市が、桑名にて夢の競演
2023年の大河ドラマ「どうする家康」放映により再注目されている徳川家康。徳川四天王の一人・本多忠勝が初代藩主をつとめ、徳川に祟ると噂された村正の作刀地であり、また家康の血族・久松松平家によって治められた桑名は徳川家、そして家康と深いゆかりがある地域といえる。
そんな桑名の博物館で行われる企画展では、作品の展示によって桑名と徳川の関係を多様な角度から紹介する。
徳川歴代将軍にまつわる作品や、桑名宿が定められた家康朱印状、徳川家と因縁があるとされる村正など、66点を出品予定。担当者による展示解説のほか、1月21日(土)には桑名市立中央図書館にて、桑名市博物館館長によるセミナー「展覧会『家康と千姫』の楽しみ方」も予定している。参加できるのは50名限りだが、展覧会がより盛り上がりそうだ。
三市連携の夢の競演
この展示の目玉はそれだけではない。家康の孫である千姫もまた桑名にゆかりのある人物である。桑名は「千姫新婚の地」として知られているため、大河ドラマでも千姫の登場が期待されている。
そんな千姫に関する、桑名市では初公開の『千姫姿絵』、兵庫県外初公開の『千姫復元着物』が、同展で展示されるのだ。これは桑名市、茨城県常総市、兵庫県姫路市の三市が連携する珍しい「夢の競演」の展示となる。
特別企画展「家康と千姫」開催記念講演会
また1月15日(日)には柿安シティホールにて、特別企画展「家康と千姫」開催記念講演会を開催する。
演題は「千姫様物語~時代に翻弄されたその生涯をたどる~」。常総市千姫まつりが行われる茨城県常総市天樹院弘経寺より、講師として学芸員を招く予定だ。
こちらは絶賛申込受付中。展覧会を楽しむだけでなく、大河でも取り上げられるであろう千姫の生涯について語られる講演会などにも参加してみてはいかがだろう。
特別企画展 こうなる徳川将軍家 家康と千姫
会期:1月14日(土)から2月26日(日)9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前
会場:桑名市博物館
所在地:三重県桑名市京町37-1
セミナー 展覧会『家康と千姫』の楽しみ方
日時:1月21日(土)13時30分~15時
会場:桑名市立中央図書館(三重県桑名市中央町3-79)※定員50名
特別企画展「家康と千姫」開催記念講演会
日時:1月15日(日)13時30分~15時15分 ※開場13時
会場:柿安シティホール(三重県桑名市中央町3-20)2階小ホール ※定員250人
詳細URL:https://logoform.jp/form/XAEm/164611
(IKKI)