国内唯一の“曲木家具(まげきかぐ)”製造メーカーである秋田木工が、伝え継いだ職人の技術と小林 幹也氏のデザインを掛け合わせたテレビスタンド「GRACE(グレイス)」を制作。
国産ナラ材をふんだんに使い、高級感ある仕上がりのテレビスタンドが、全国のヤマダデンキ、IDC大塚家具各店舗(一部店舗を除く)、およびヤマダウェブコムにて販売中だ。
100年以上の歴史を持つ秋田木工
無垢材をひねりあげる立体的な曲木を専門とする技術を有する100年以上の歴史を持ち、 曲木家具をつくり続ける日本唯一の専門工房である、秋田木工。「日本で唯一自分たちにしかできない技術を持っている」という誇り、そして「時を紡いでいく色褪せない『本物』を届け続けたい」という想いを胸に、職人たちは積み重ねた伝統を守り続けている。
作られた曲木家具は、片手で持てるほど軽量にもかかわらず、堅牢で丈夫、生活に密着した機能性や実用性、そして比類なき美しいフォルムが魅力。不朽のスタイルとして、その存在感を示し続けている。
テレビスタンド「グレイス」制作へのこだわり
秋田木工の有する職人技により創られたテレビスタンド「グレイス」は、国産ナラ材をふんだんに使い、高級感ある仕上がりになっている。ナラ材は強度・加工性・着色性に優れ、高級家具や建築材、ウイスキー樽などに幅広く使われている。そのナラ材の魅力を最大限に引き出すため、グレイスは着色することなく、素材に近い状態で製品化した。
デザインは、家具・プロダクトからインテリアデザインまで幅広く手掛ける小林 幹也氏。
スタンドの全面にラタン(籐)を使用することにより、室内を明るく感じることができるだろう。秋田木工では、多くの椅子制作においてラタンを使用していることから、ラタンを張る高い技術を有している。職人が一品一品手作業で行なうラタン張りの技術も、この製品の魅力だ。
全面のパーツには当初、そのままラタンを張り付けていたが、配線などが透けて見えることから黒のメッシュ状生地を下張りし、ラタンの美しさをそのまま活かしたという。
ベースの裏には、重心を安定させるための鉄板を設置。ナラ材を張り合わせた強度なベースは、震度7相当の耐震試験にも耐えられる大きさとなっている。
また、ベース三方に10㎝の傾斜をつけることでスタイリッシュな表情を演出。ロボット掃除機の可動範囲を妨げることがないように何度も実験を繰り返し、見た目を美しく、実用的な角度がこの製品の価値をさらに高めている。
室内を明るく美しく、そして、配線を見えにくくする等の細部にわたるこだわりがテレビと家具を見事に融合させているテレビスタンド「グレイス」。見た目の美しさと機能性を兼ね備えた、インテリアになじむ逸品である。
秋田木工 「GRACE」
対応テレビサイズ: 55 – 77インチ
販売価格:131,780円(税込)
秋田木工公式サイト:http://www.akitamokko.jp/
(akihiro takeji)