美味しい“アテ”を探している人は要チェック。
新しい水産加工商品の開発に取り組む青森県・岩手県・宮城県・福島県・千葉県の水産加工事業者に対し支援を行う「復興加工EC販路マッチング支援事業」によって誕生した、魅力的な“酒の肴”が勢揃い。12月26日(月)に、同事業によって生まれた商品の第2弾の販売を開始した。
ECサイト「&fish(アンドフィッシュ)」から購入できるこれらの商品について紹介する。
健康志向の高まりで注目されつつある魚食
「復興加工EC販路マッチング支援事業」は、日本の水産業において重要な位置を占める被災地の水産業の早期回復を目指し、ECサイト等を通じて水産加工品を販売する取り組みを支援している。
需要が減少しつつある魚食を見直すきっかけに
豊かな海に囲まれた日本には、生活とは切っても切り離せない魚食の歴史がある。しかし近年の消費者はライフスタイルの変化により魚の処理を敬遠し、かわりに手軽な肉類を好む傾向にあるため、魚食の需要が減少しつつあるという。
一方、世界を見渡すと魚食は年々需要が増えている。その理由のひとつは、健康志向の高まりによるものともいわれている。今こそ魚食を見直す良い機会ではないだろうか。
海の幸を新しい食べ方で楽しむことを提案
ここで、今回発売された商品の一部を紹介したい。
青森県は気軽に食べられる魚料理を提供
青森県からは、骨まで柔らかく煮込んだ本格煮魚などの定番レシピから、洋風のこだわりアレンジレシピまで幅広くラインナップ。「もっと気軽においしい魚料理を」というコンセプトのもと開発された、ヘルシーな魚料理を手軽に楽しめる商品だ。
漁師しか知らない贅沢な味を提供する岩手県
自然の力で濾過された岩手県・大槌町の海水は、食用として利用許可が出るほど綺麗で、浄化作用を持つ希少価値の高い海水。
その大槌町の海水「恵海」を使い、「洗う」、「茹でる」、「蒸す」といった方法で三陸の恵みを調理。三陸の漁師しか知ることのなかった船の上の贅沢な味わいを、自宅で簡単に楽しめる。
また、再生養殖から生まれたうに、北海道八雲町落部「はぐくむうに」を水揚げ後すぐに丁寧に蒸し上げ、良質の生乳からつくられる北海道産バターと合わせた「UNI&北海道産バター SPREAD」は、そのままバゲットやクラッカーで味わおう。
宮城県からは「ほや」をとことん味わえる商品が
宮城県・石巻牡鹿半島で取れたばかりのほやは、港の加工場で新鮮なうちに丁寧に冷凍処理をするため、自宅でも取れたての味が楽しめる。
今回はスターターセットとして、ほや1つにつき1カ所しかない、旨味の強い希少部位であるへそほや、様々な料理に使えるむき身、蒸しほやにしておいしい殻付きほやの三種類をお届け。
福島県からはアイルランド沖で獲れた天然本鮪が!
主に高級寿司店や日本料理店向けに提供される、アイルランド沖の天然本鮪。ここで紹介する福島県からの商品は、身質で7段階、脂乗りで10段階にグレーディングされた原料のうち、最上位のもののみを使用している。
独自の低温加工技術により、自宅でパックのまま溜め水・流水で、身が縮むことなく手軽に解凍することが可能。
アイルランド産天然本鮪の中トロと赤身に、茶碗サイズのねぎとろを合わせた鮪づくしのセットと、アイルランド産天然本鮪の大トロ、中トロ、赤身を合わせた天然本鮪サクセットが登場。最高級の鮪のとろけるような味わいを堪能しよう。
上質な海の幸を、新しい食べ方や簡単な食べ方で楽しんでみては。
&fish公式サイト:https://andfish.jp/
(田原昌)
※表示価格は全て税込