東京初にして国内唯一*のニューヨークワイン専門店「go-to wine shop & bar(ゴートゥーワイン ショップ&バー)」が、12月18日(日)に世田谷区の経堂にオープンした。
冷涼な地域で作られるNYワインは、パワフルで果実味たっぷりのカリフォルニアワインに対し、より繊細でエレガントな、和食にも合わせやすいテイストが特徴となる。
経堂の街角から「NYワイン文化」を発信!
経堂駅から徒歩5分の街角に出現した同店は、NYワインを専門的に扱うインポーター「GO-TO WINE」のスピンアウトで、「NYワイン文化の発信地」をコンセプトとしている。
実は経堂は、世界各産地のワインレストランやショップが集まる、知る人ぞ知るワイン集積エリア。また、東京農業大学のメインキャンパスが置かれ、醸造技術の研究や文化が“産学共同”で育まれている地域でもある。
同店では今後、地域と連携し、NYワインの多様な文化やライフスタイルを伝える様々なイベントや情報発信を展開していく予定だという。
「AVA」ごとの特色も楽しいNYワイン
NYワインは、ニューヨーク州内のAVA(American Viticultural Area)と呼ばれるワイン⽣産地域で作られ、「フィンガーレイクスAVA」と「ロングアイランドAVA」の2つが代表的な生産地となる。
前者は、NYワインの約90%を生産している最大産地。後者は、マンハッタンからほど近い沿岸部の産地で、「ニューヨークのボルドー」とも呼ばれている。それでは、それぞれのAVAからオススメの1本を紹介していこう。
サーモン・ラン リースリング
ステンレスタンクで低温発酵させた白ワインで、パイナップルやレモンシャーベットを感じさせる甘みが特徴。さわやかな酸味とやわらかい口当たりが、フレッシュかつ軽やかな甘みを包み込む。
ウォルファー・エステート サマー・イン・ア・ボトル・ロゼ
エレガントな果実感とスパイシーさを特徴とする辛口のロゼワイン。ニューヨークでは避暑地として親しまれる「ハンプトンの夏」を表現したボトルデザインも華やかだ。
英語で「お気に入りのワイン」を意味する「go-to wine」。テイスティングや料理とのペアリングも楽しめるという同店で、自分好みの1本を見つけてみたい。
go-to wine shop & bar
所在地:東京都世田谷区経堂1-26-15石塚ビル1階
アクセス:小田急線「経堂駅」から徒歩5分
公式サイト:http://gotowine.jp/
(zlatan)
*2022年12月19日現在。GO-TO WINE調べ
※価格はすべて税込