来たる12月26日(月)、北海道・札幌市に新たなサウナ天国が誕生する。創業96年の老舗宿「定山渓温泉(じょうざんけいおんせん)ホテル鹿の湯」がリニューアルを実施し、名湯とサウナ、そして“かけ流し沢水風呂”が奏でる、特別なととのいエリアを作り出したのだ。
湯けむりを感じながらととのう
札幌市の中心部からクルマで50分ほどの定山渓温泉に位置する同ホテルは、昭和レトロな佇まいや名湯「鹿の湯」を味わう渓流沿いの大浴場、北海道ならではの彩り豊かな食事などを魅力とする。
そして、新たにオープンする「鹿の蒸(しかのじょう)」では、大浴場に寄り添うようにサウナ・水風呂・外気浴スペースを用意し、湯けむりを感じながらととのう、贅沢な時間を提供する。
本場の「ikiストーブ」を備えたサウナ室
国産ひのき材で囲まれたサウナ室には、モニュメント的な存在でもある「iki(イキ)ストーブ」を完備。大量のサウナストーンが生み出す天然水の蒸気とともに、和を感じる爽やかな香りが全身を包みこむ。
また、男性用サウナは“温度差”を楽しむスタジアム型、女性用サウナは“湿度差”を楽しむサークル型と、異なる形状を採用している点もユニークだ。
打たせ水も楽しめる“かけ流しの沢水風呂”
水風呂は、国立公園を流れる豊平川源流の沢水を浴場へ引き込み、贅沢なかけ流しで用意。また、柔らかな天然水を思いっきり頭から浴びることができる、打たせ水も完備される。
国産ひばを使用した浴槽は、男性用が深さの異なる2種類の角型、女性用は丸型で、どちらも森の中にいるような心地よい香りが楽しめる。
湯けむりを乗せた風が届く外気浴スペース
インフィニティチェアを備えた外気浴スペースは、豊平川をのぞむ絶好のロケーションに配置。隣には露天風呂があり、湯けむりを乗せた心地よい風が、“極上のととのい”へと導いてくれるだろう。
その他、昭和モダンを感じさせる「鹿のSALON」では、サウナ後の定番ドリンク・オロポやオリジナルフロート、伊達市BOCCA直送の濃厚ソフトクリームなどを用意。
「野生の鹿が傷を癒しにつかるほどの名湯」と謳われた「鹿の湯」に誕生した新たなととのいエリアは、旅人たちのココロとカラダを芯から癒してくれるはずだ。
定山渓温泉 ホテル鹿の湯
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉西3-32
アクセス(電車):JR札幌駅よりじょうてつバス「湯の町」駅より徒歩2分(約70分)
アクセス(クルマ):札幌中心部より国道230号線を定山渓方面へ(約50分)
公式サイト:https://shikanoyu.co.jp/shikanoyu/
(zlatan)