銀座・和光にて、俳優の松山ケンイチ氏が手がけるブランド「momiji(モミジ)」のアイテムを期間限定で披露

俳優の松山ケンイチ氏と小雪氏が手掛ける、獣皮の利活用を目的としたライフスタイルブランド「momiji(モミジ)」。同ブランド初のポップアップコレクションを、東京・銀座の和光本店4階にて、12月8日(木)~21日(水)の期間限定で開催する。

期間中は獣皮をアップサイクルして作られたアイテムを展示する。一般に向けた「momiji」のコレクションは和光が初めてとなる。

獣皮の利活用を目的に設立された「momiji(モミジ)」

俳優の松山ケンイチ氏と小雪氏が獣皮の利活用を目的として設立したライフスタイルブランド「momiji(モミジ)」。

松山氏は約3年前から畑の作物に被害を与える猪・鹿・熊などの害獣駆除に従事する中、獣肉は食肉として活用されていても、副産物ともいえる獣皮はほとんど活用されていない現状を目の当たりにしたそうだ。

近年、生活様式や地球環境の変化によって、日本では鹿が爆発的に増え、農林業、山の生態多様性に影響を与えている。この問題を解決するために各自治体は個体数調整を試みている。その命を無駄にしないために、食肉利用が進んでいるが、皮に関しては野生動物ゆえの個性と安定供給の難しさなどが理由でなかなか利活用が進んでいない。

廃棄する際には費用がかかり、焼却すると環境にも影響を与えてしまう。この獣皮を地球環境にやさしい鞣しで皮革にし、アップサイクルブランドとして商品化したのが「momiji(モミジ)」というわけだ。

素材感のある「momiji(モミジ)」のアイテム

今コレクションでは、人気のレザージャケットのセミオーダーを承るほか、活動に賛同するさまざまなブランドとコラボレーションで製作した帽子、システム手帳カバー、スリッパ、オーダーのブーツ、グリーティングカードなど日々手にする身近なアイテムまで幅広く取り揃えている。

モミジのレザーアイテムは、革の1枚1枚が持つ模様やシワ、さらには傷までも個性として楽しめ、愛着に代わる。そんな素材感が際立っている。人と自然との繋がりの中で学ぶこと、気づくこと、見えてくるモノがたくさんあるに違いない。その繋がりはお金に換算できない自分だけの大切な宝物になると、松山氏は考えているそうだ。

1つの商品として完成するまでのストーリーに思いを馳せながら、店頭でその魅力にぜひ触れてほしい。

モミジ レザーアイテムコレクション
開催期間:12月8日(木)~21日(水)
会場:和光 本店4階
所在地:東京都中央区銀座4丁目5-11
営業時間:10:30~19:00
・momiji レザージャケットのオーダー ¥440,000(税込)~
・momiji×ierib レザーワーキングブーツのオーダー¥275,000(税込)~
・momiji×Davinch×CCF ⼿帳カバー ¥55,000(税込)~
・momiji×ierib スリッパ ¥27,500(税込)~
・momiji×TOKIOHATコラボレーション 帽⼦ ¥40,700(税込)~
・momiji 鹿革紙グリーティングカード ¥2,750(税込)

和光ホームページ:https://www.wako.co.jp/

(akihiro takeji)