スイス製の「IKEPOD(アイクポッド)」が帰ってくる!新生ウォッチ「SKYPOD(スカイポッド)」に注目

スイス時計ブランド「IKEPOD(アイクポッド)」のウォッチ「SKYPOD(スカイポッド)」が、12月より日本国内で販売を開始する。現在、公式通販サイトや楽天市場などで予約販売受付中だ。

同商品は、各色25本ずつの限定で販売される。

スイス製のIKEPOD(アイクポッド)が復活

2019年にブランドが復活して以来、世界中のファンが熱望していたスイス製のIKEPODが帰ってくる。

文字盤のデザインは、IKEPODのコレクターでもあるスウェーデンのデザインユニット「Claesson Koivisto Rune(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)」が担当。新たに「SKYPOD」と名付けられたこの時計は、新生IKEPOD 第2章の始まりを告げる。

今回、スイス製のIKEPODが復活できた要因は3つ。

まず、2000年に発表された「MEGAPOD GMT(メガポッド GMT)」に搭載されていたスイス製のムーブメントが大切に保管されていたこと。次に、当時同ブランドで時計師として働いていたローランド・グロア氏がこのプロジェクトに参加したこと。

そして、新しいデザインを作り出すうえで北欧のデザインユニットとコラボレーションできたこと。これらの要因が一つでも欠けていたら、今回の復活劇は実現できなかったという。

ケースなどをリファインしたモデル

「SKYPOD」は、2000年の「MEGAPOD GMT」発表当時のスペックをベースに、ケースサイズを47mmから46mmへリファイン。数値のイメージよりラウンドさせたケースバックや、ラグのないデザインが装着感をアップさせている。

そして、裏蓋の小さいネジがリューズへのアクセスを容易にするため、メンテナンスの効率性と防水性もアップする。

同モデルは黒文字盤のIPSK01RPLBおよび青文字盤のIPSK02RPLBの2色展開。各色限定25本ずつ販売されるため、限定商品の証として「1 of 25」のシリアル刻印が入る。

また、SWISS MADEモデルにだけ装着される新たなラバーストラップは「ニューピンバックル」と名付けられ、設立者であるマーク・ニューソン氏が同ブランドにいた時代のプロダクトを彷彿とさせる。

なお、今回使用するムーブメントのリフィニッシュを担当したローランド・グロア氏は、2008年から2012年まで同ブランドに在籍していた。

文字盤のデザインを担当したデザインユニット

デザインで参加したスウェーデンのユニット「Claesson Koivisto Rune」は、数々の建築デザインやイタリア家電製品のデザインを手掛けているが、時計のデザインは初めてとのこと。

マーク・ニューソン氏という、工業デザインのビッグネームが手掛けたプロダクトをリデザインすることに対し「非常に困難ではあったが挑戦のし甲斐があり、結果、非常に良いものができた」と語ったそう。

ユニークなタイムピースに注目だ。

SKYPOD
発売日:12月(予定)
価格:¥1,485,000(予価、税込)※各色世界限定25本
特設ページ:https://josawa-watch.com/ikepod_skypod.html

(田原昌)