老舗「まさひろ酒造」から最高峰の泡盛が誕生!16年古酒をミズナラ樽で熟成させた「五頭馬ミズナラ」

希少な16年ものの最高級古酒を、あえてブレンドせずミズナラの樽で熟成させた至極の酒が誕生。

沖縄県糸満市に蒸留所を構える老舗「まさひろ酒造」が新たに「五頭馬(ごとうま)ミズナラ」をリリース。12月31日(土)までの期間、CAMPFIREにて数量限定で先行販売する。

「まさひろ酒造」の試行錯誤の末に生まれた希少な泡盛

沖縄に拠点を置く「まさひろ酒造」は、1883年創業の酒造りの老舗だ。同酒造ではこれまで「うまさひろがる」をスローガンに、泡盛の伝統を守ることと、新しく美味い酒造りの両立に努めてきた。

同酒造では新たな酒造りの一環として、最高級古酒「五頭馬」の希少な16年ものを使って新しい商品を開発できないかと模索。そこで、「ジャパニーズオーク」と呼ばれるミズナラの樽で古酒を熟成させるアイデアが浮かんだ。

しかし、ミズナラは「水楢」という字のとおり、水分を吸収するため漏れやすく、樽材に加工するのが難しい。さらには、この漏れを防ぐためには細心の注意を払う必要があり、手間暇もかかる。そして極め付けは、ミズナラで熟成させるというのは試験的なこころみであり、下手をすれば16年古酒を失う可能性すらあった。

そんな数々のリスクがある中、同酒造は“うまさ”にこだわった商品を生み出すために、ミズナラ樽熟成の泡盛を造ることを決意。結果、ウイスキーを彷彿させるような、蜂蜜のように甘い香りを持つ奇跡の商品が偶然の産物として完成した。

蜂蜜のような香りと上品な味わいを持つ「五頭馬ミズナラ」

前述の通り、「五頭馬ミズナラ」は泡盛の古酒の特徴とミズナラ樽の特徴をバランスよく併せ持つ酒だ。

その色調は光り輝く黄金色。ひと口含めば、最初にカラメルやバニラ、蜂蜜や黒糖のような甘さが香り、徐々に華やかな樽香が広がる。さらに深く意識を向ければ、果実のようなフレッシュさ、そしてラベンダーのようなフローラルさも感じられる。

口当たりはシャープでなめらか。しかしながらベースとなっている古酒の特徴が活き、オイリーでまったりとした円味もある。エレガントで上品な、他にはない味わいの酒だ。

同酒造は現在、CAMPFIREにて数量限定で、五頭馬の飲み比べセットや酒蔵会への参加券付き商品などを販売している。泡盛好き、ウイスキー好きならばチェックしてみて損はなさそうだ。

CAMPFIRE プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/632763

(IKKI)