わずか0.5秒で組み立て完了!パコッと開くマルチなウッドストーブ「PACOTグリル」が登場

「キャンプブランドCGK」から、薄く軽量で、組み立て簡単なウッドストーブ「PACOTグリル」が登場。わずか0.5秒で組み立てが完了する同製品は、11月22日(火)よりamazonにて販売中だ。

開発者は、アウトドア好きのロボット工業系の機械設計者。工業系の設計で培ったバランス感覚を武器に、軽薄短小・スタッキングを意識したキャンプギアを世に送り出している。

組み立て簡単、軽量コンパクトな焚き火台が登場

福岡県北九州市で、ロボットを主体とした自動化生産設備の開発・設計を行うエイチ・アイ・デー社を母体とする「キャンプブランドCGK」。FA系の技術者が立ち上げたキャンプ用品を開発・販売するブランドだ。

ウッドストーブ「PACOTグリル」は、そんな機械設計者が、「軽くて薄く」「使い易い」ウッドストーブの製作を目指した結果完成した、軽量でコンパクトな焚き火台だ。

「パコッと開く」だけ、わずか0.5秒で使用可能

同製品の最大の特徴は、使うときはパコッと開くだけで使用できること。

4枚の薄いステンレスのバネ材を組み合せ、バネの特性を生かした構成にすることで、折り畳んだ状態からワンアクションでの組み立てを実現した。収納するときも火床を押しながら、パコッと閉じるだけで折り畳むことができる。

持ち運び、収納にも便利な「軽くて薄い」焚き火台

ペラペラなステンレスのみで構成される同製品の本体重量は134g。付属のスピットとケースを含めても244gと、驚くほど軽量な焚き火台に仕上がった。そのため、持ち運びもラクラク行える。

本体サイズはA4サイズで、ケースに収納した状態での厚みは4mm程度。クリアファイルに入れた資料の感覚で、本棚などにもかさばらずに収納できる。

横に設けた少し大きめの穴で「長い薪も使える」

ソロ用の比較的小さめな焚き火台を選ぶときのポイントとして、「長い薪」を使えるかどうかがあげられる。

市販の薪のサイズは、30cm~45cmくらい。同製品は、横に少し大きめの穴があり、横から長い薪を差し込むことができる。また、全面も大きくあいているので火の扱いがし易く、炎もよく見える焚き火台となっている。

薪など多様な燃料に合わせて、4つの高さで調理が可能

本体には、付属のスピットを設置できる高さを4カ所用意。焚き火調理用・アルコールストーブ用・固形燃料用をイメージした高さの設定で、幅広いシーンでの利用ができる。

同製品のスペックは、重量が244g(本体134g・スピット40g/1本×2本・ケース30g)、収納時のサイズが315mm×240mm×4mm。販売価格は6,980円(税込)となる。なお、現在Amazonで販売中の商品は、オプションの灰受けが付いている。

できる限り荷物を減らしたつもりでも、なにかと多くなりがちなキャンプ道具は、持ち運び・収納に苦労することが多い。ましてや、ソロキャンプとなるとなおさらだ。

軽くて薄く、組み立て簡単な焚き火台「PACOTグリル」の登場は、そんなキャンパーたちに福音をもたらすだろう。

PACOTグリル
商品紹介サイト:http://cgk.camp/blog/2022/11/18/pacot-grill/

(高野晃彰)