阪神梅田本店のアートギャラリー「ハローカルチャー」にて、ポアリングという技法を用いて、偶然を生きるものたちを描く画家、今井龍満(いまい りゅうま)氏の個展を11月23日(水)~11月29日(火)の期間で開催する。
また、11月23日(水)・24日(木)は今井氏が在廊予定なので、この機会に作品に触れてみては。
アートフェアにも多数出品する画家
今井龍満氏は、1976年、東京都生まれの画家。1995年にフランス・パリのグラン・ショウミエール芸術学校にて学ぶ。
また、10代の終わり頃より、父・今井俊満さんのアトリエで制作補助をしながら美術教育を受け、2008年からは本格的に作品制作を開始。日本や海外で個展やグループ展を行い、アートフェアにも多数出品する。
生き物たちの存在感やリアルさを表現
今井氏の作品では、エナメルなどの塗料を、床に置いた紙やキャンバスに垂らす。そして、完全にコントロールしきれない偶然性を帯びて生まれた、生き生きとした線を用いて、動物や人物、生き物たちの存在感やリアルさを表現する。
今回で2回目となる阪神梅田本店での個展について、今井氏は「前回はパンデミックの影響で在廊できませんでしたが、今回は在廊予定です。皆さまとお会いできるのが楽しみです」と話したそうだ。
なお、作品の価格については、直接「ハローカルチャー」まで問い合わせを。
大阪は、今井氏の両親の故郷だという。その大阪で開催される個展で、今回もオリジナリティあふれる世界観を披露してくれるだろう。
今井龍満氏個展概要
開催日時:11月23日(水)~29日(火) ※最終日は午後5時まで
作家在廊日:11月23日(水)、24日(木)
会場:阪神梅田本店 8階ハローカルチャー1
所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目13−13
「美術散歩」公式サイト:https://website.hanshin-dept.jp/hshonten/bizyutsusanpo/
(角谷良平)
※作家在廊予定日は、作家の都合により変更となる場合がある
※作品の受け渡しは会期終了後