個性的な軽井沢の一棟貸しホテル「廊の家」に泊まろう!崖に差し込まれたような回廊型の建物は必見

まるで自分の別荘で過ごすように人目を気にせずくつろげる、一棟貸しホテル「廊の家(ろうのいえ)」が、オナーズヒル軽井沢内にオープンした。

約2,500平米の森に建つ個性的な建物をリニューアルした同施設は、同グループの「輪の家」「輪の家離れ」同様、TNA一級建築事務所による設計。目を引くお洒落な外観と間取りが、鮮烈な思い出を作ってくれそうだ。

大自然を体感するロケーション

軽井沢の中心部から車で20分の距離にあるオナーズヒル軽井沢は、原始的な自然がそのまま残る別荘地。「廊の家」は、東京ドーム14個分のこの別荘地内に約2,500平米の占有敷地を持ち、プライベートな森に囲まれるように建っている。

自然と一体化した滞在を愉しむ

「廊の家」は、直接外界には触れなくとも、四季折々の自然との交わりを部屋に居ながら体感することができる崖の住処。そのため、あえてテラスやデッキは設けていない。建物自体が冷暖房完備のテラスであり、デッキなのだ。

なお、駐車場からは緩やかな通路となっており、安全な出入りが可能となっている。

斜面から突き出した唯一無二のデザイン

崖にさし込まれるように建てられた回廊型の建物は、展望台のように絶景を愉しむことのできる森に浮かんだリビングと、洞窟のように静かで落ち着いたベットルームがフラットな床でつながり、どこまでも回遊できるのが特徴。

回廊型の家には行き止まりがなく、全体を一周できる。このような生活導線のスムーズさも魅力のひとつだ。

また、ちょうど崖の斜面に沿うように置かれた湯船に浸かれば、まるで地面と一体になったかのような開放的な気分を味わえる。同施設の崖にさし込まれたような外観は個性的で、ドラマの撮影でも使用された。

ワンルームスタイルの別荘

個性的な回廊型のワンルームスタイルは、建物内のどこにいても一緒に滞在する人の姿が見渡せる。

マスターベッドルームとバスルームの仕切りはガラスで、視線を遮らない。また、地中に埋もれるような形となるベッドルームは、夏は涼しく冬は暖かい、意外な機能性を発揮する。

ほかにも、arflexを中心とした最新家具や、スタインウェイのピアノ、キッチンスペースには滞在に必要な備品を一通り備えており、自分の別荘のようにくつろげるのも嬉しい。

傾斜角度45度の斜面に、回廊型の建物が半分突き出しているというほかにはない外観。印象的な形の一棟貸しホテルで、今までにないくつろぎの時間を味わおう。

廊の家
所在地:長野県北佐久郡御代田町茂沢379番27 オナーズヒルニュー軽井沢C-13
料金:63,800円~(税込)※シーズン等により変動
宿泊人数:4名まで
駐車場台数:2台
予約方法:各旅行予約サイトおよびホームページから予約可能
公式サイト:http://karuizawa-wanoie.com/

(田原昌)