11月11日の“ととのえの日”に、「サウナシュラン(SAUNACHELIN)」が選出した、いま行くべき全国のサウナランキングが発表された。
温浴施設が史上初の1位を獲得!
既存の枠に捉われず、新しい試みによって新たなサウナの価値を導き出した革新的なサウナ施設を表彰している「SAUNACHELIN」。
今年のランキングでは、世界遺産を望める「北こぶし知床 ホテル&リゾート(北海道)」や「sankara hotel&spa 屋久島(鹿児島県)」、世界的な建築家がデザインした「SANAMANE[SAZAE](香川県)」など、“世界基準”の特長を持つサウナ施設が、新たにランクインしている。
そうしたランキングの中で、見事に1位に輝いたのは「スパメッツァおおたか竜泉寺の湯(千葉県)」。同ランキングでは、これまでサウナ専門施設や宿泊施設が上位を占めていたが、温浴施設が史上初の1位を獲得したことで、国内のサウナ文化が新たな広がりを見せそうだ。
1位:スパメッツァおおたか竜泉寺の湯(千葉県流山市)
関東最大級のスパ&サウナ施設「スパメッツァおおたか竜泉寺の湯」は、15種の風呂や6種の岩盤浴、そして、3種のサウナと温度・深さの異なる3種の水風呂という圧倒的なスケールを誇る。
目玉となる「ドラゴンサウナ」では、5基のサウナストーブが、順次10分おきにロウリュをスタート。さらに毎時0分には、5基が一斉に作動する“ドラゴンロウリュ”が始まり、まるで竜が唸るように風が吹き込み、一気に熱波が室内に広がる。あの衝撃は、間違いなく忘れられない体験になるだろう。
2位:Thermal Climb Studio Fuji(静岡県裾野市)
お風呂のソムリエ・松永武氏がプロデュースした会員制サウナ施設「Thermal Climb Studio Fuji」は、まさにサウナ界のテーマパーク。
フィンランドから取り寄せたケロサウナや、ドイツのクナイプとトルコのハマムが同室で楽しめるテルマリウム、ドイツの伝統的なベンベルグサウナ、富士山の伏流水を注ぎ込んだ深さ1mの水風呂など、世界のサウナが大集結している。
3位:The Sauna(長野県上水内郡)
アウトドアサウナのパイオニア「The Sauna」が、新たに2棟の貸切型サウナ小屋をオープンし、2019年以来となる2度目のランクインを果たした。
日本にいることを忘れてしまうような別世界では、薪ストーブの揺らめく炎や薪がはぜる音、樽水風呂や野尻湖へのダイブなど、自然に溶けながら極上のととのいを迎えられる。
また、4位以下を紹介しておこう。
4位「北こぶし知床 ホテル&リゾート(北海道斜里郡)」5位「8HOTEL SHONA FUJISAWA(神奈川県藤沢市)」6位「神戸サウナ&スパ(兵庫県神戸市)」7位「SANAMANE[SAZAE](香川県香川郡)」8位「SAUNALAND ASAKUSA -サウナランド浅草-(東京都台東区)」9位「sankara hotel&spa 屋久島(鹿児島県熊毛郡)」10位「The Hive(富山県中新川郡)」11位「お風呂とサウナ PARADISE(東京都港区)」、そして特別賞は「タマディック LUOVA SAUNA」だ。
魅惑のサウナ施設が次々と生まれている日本のサウナ。“いま行くべき全国のサウナ”を参考にしながら、次なる旅の計画を練るのも悪くないだろう。
サウナシュラン公式サイト:https://saunachelin.com/
(zlatan)