東京、蒲田にあるギャラリー「アート／空家 二人」で、11月18日（金）～12月19日（月）の期間、アーティスト10人が出展する展覧会「NITO12 東京群島生活」を開催する。
実力のある若手アーティストの作品を観に蒲田へ足を運んでみては。
展覧会イメージ制作 森山泰地氏「Sewn tofu on the rock」
「アーティスト応援型」の展覧会「NITO」
同ギャラリーでは、独自の取り決めのもと、「アーティスト応援型」の展覧会「NITO」を開催している。
実力のある若手アーティストの活動を可視化する試みである、「NITO」は今回で12回目を迎えた。
ここで、「NITO」について説明したい。
価格体系
同展覧会に参加するアーティストは、1万円から継続的に作品を出展し続け、作品が購入されると価格が上がる。なお、作品が購入されない場合は価格の変動はない。
上げ幅は＋1万円から始まり、＋2、＋3万円と次第に増える。これを価格が22万円になるまで続ける。ただし、2回続けて購入がない場合、他のアーティストと交代になる。
また、現在の最高価格は11万円だ。
3名の新たなアーティストが参加
「NITO12 東京群島生活」では、東京の風景や、アーティストの人生の一場面といった題材が、彫刻、写真、映像、版画といった様々な媒体で展開される。個性の強い作品がグループ展に集い、群島さながらの一つの塊を形成する。
小笠原周氏 《浮涅槃》
今回より、太い眉にムキムキの筋肉をもつキャラクターが印象的な石彫を制作する小笠原周氏、
奥野智萌氏 《ナイトルーティーン》
身の回りのモチーフを繊細な手つきで作品に昇華させる奥野智萌氏、
高橋直宏氏 《ビーチにて》
木彫によって身体のイメージを解体し再構築する高橋直宏氏の3名が新たに参加する。
2周年記念したパーティーを開催
また、11月27日（日）19時より「アート／空家 二人」の2周年を記念したパーティー、「2周年（とちょっと）パーティー」開催する。参加費は1000円でワンドリンク・軽食付きだ。
実力のある若手アーティストを応援できる新たな展覧会である、「NITO12 東京群島生活」へ訪れてみては。
NITO12 東京群島生活
開催日時：11月18日（金）～12月19日（月）11時～19時（11月27日（日）は18時まで）
休館：火、水、木（祝日は営業）
会場：アート／空家 二人
所在地：東京都大田区蒲田3丁目10-17
入場無料
出展作家：小笠原周氏、奥野智萌氏、迫鉄平氏、佐藤瞭太郎氏、高橋直宏氏、田中義樹氏、時里充氏、根本祐杜氏、松元悠氏、光岡幸一氏
アート／空家 二人公式サイト：https://nito20.com/
2周年（とちょっと）パーティー
開催日時：11月27日（日）19時
参加費：1000円（ワンドリンク・軽食付き）
会場：アート／空家 二人
所在地：東京都大田区蒲田3丁目10-17
（角谷良平）