日本橋兜町のイノベーティブフレンチ「Neki(ネキ)」の西恭平シェフが、世田谷代田に新たなレストラン「songbook(ソングブック)」を11月12日(土)にグランドオープン。
食だけではなく、音楽・ファッションなどカルチャーの全ての要素を取り入れた「リミックスされた空間」で、「薪火」を用いた料理を提供する。
西恭平氏が魅せる「薪火」をテーマにしたレストラン
レストラン「songbook」は、「薪火」をテーマとしたレストラン。こだわり抜いてデザインした窯の中でゆらゆらと燃える「薪火」が、ゆったりとした時間を演出。
店内に流れるシェフセレクトの音楽の調べに耳を傾けながら、仲間やパートナーと語らいながら親密な時間を過ごしたり、一人の豊かな時間を愉しめる空間となっている。
料理は「薪火」で調理した季節野菜や肉。そして、職人が焼き上げるピッツァを、国内外から厳選したナチュラルワインとともに楽しむ。「薪火」であえて焦がすことで甘みを増した、旬の果物を使ったドルチェのラインナップも用意する。
京都をはじめ様々な土地でシェフとして活躍してきた西恭平氏が魅せる新たな側面と「薪火」を駆使した料理を堪能したい。
店名はアレック・ソス氏による写真集のタイトルから
「songbook」という店名は、アメリカの現代写真を牽引する写真家アレック・ソス氏による写真集のタイトルから付けられた。
写真集には、作品とともにアメリカンミュージックの歌詞がテキストとして添えられている。被写体とテキストからくる音楽感が織り成すシュールな雰囲気が、新レストランで目指す姿のインスピレーションになったという。
これにより、レストランでありながら、食だけではなく音楽・ファッションなど、カルチャーの全ての要素を取り入れた同店の「リミックスされた空間」が完成したのだ。
ジャンルレスなプレイヤーたちにより生まれるリミックス感
レストランの顔となる「薪火」のための窯をメインとした内装は「wineshop flow」など、数々の有名飲食店を手がける長田篤氏が担当する。
ファッションシーンとの関わりが強い新鋭音楽レーベル「Sound Sports」は、スタッフTシャツのデザインを。エプロンは、ファッションブランド「MARU TO」が手がけるなど、ジャンルを超えたプレーヤーたちが、それぞれが想う「songbook」を具現化。
また、食を支える器は西氏が自らセレクト。河合竜彦氏・田中直純氏・村上祐仁氏・Eva Kengen Ceramics氏といった作家たちの美しい器が、シェフ渾身の料理を優しく包む。
同店のロゴデザインは、音楽インスピレーションを軸にグラフィックデザインを手がけるMASATOO HIRANO氏が担当。
そして、ジャンルレスなプレイヤーたちが織り成す「songbook」の雰囲気を「もし1枚のアルバムだったら」をテーマに、グラフィックデザイナーのYUSUKE MURAKAMI氏がキービジュアルを作成した。
ミシュランガイド東京で、5年連続ビフグルマンを獲得する実力派シェフ・西恭平氏の手がける革新的なレストラン。多彩なカルチャーがリミックスされたジャンレスな雰囲気に身を委ね、「薪火」を駆使した料理を味わいたい。
songbook
所在地:東京都世田谷区代田5-10-7 1F
営業時間:11:00~15:00・18:00~22:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.tablecheck.com/ja/shops/songbook/reserve
Instagram :https://www.instagram.com/songbook_tokyo/
(高野晃彰)
※予約の受付開始は11月中旬を予定