奈良・登大路町に2023年夏オープン予定!「翠 SUI」ブランド3軒目となるラグジュアリーホテル「紫翠」

2023年夏、奈良県に「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」がオープンする。

同ホテルは、ホテルブランド「翠 SUI」の3軒目の展開であるとともに、マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を誘致したダブルブランドホテルだ。

歴史的建造物の保存により、エリアの魅力を高める

同ホテルは、歴史的建造物の保存によりその魅力を引き出すとともに、ゆったりとしたくつろぎの空間を創出することで、エリアの魅力をさらに高めることを目指し、2023年夏の開業を予定している。

そのホテルの特徴を紹介しよう。

世界遺産に囲まれた緑豊かな立地

ホテルの立地は、日本有数の名勝地「奈良公園」の西端に位置し、春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産に囲まれた希有な地だ。

周囲に広がる歴史的建造物や豊かな緑との融合

昭和天皇が、戦後日本の復興の礎となったサンフランシスコ平和条約に調印した場でもある旧知事公舎や、かつての興福寺が持っていた現存する子院として希少な遺構である旧世尊院、万葉集にも詠まれた吉城川に隣接し、茅葺屋根の茶室を擁する吉城園主棟など、歴史的にも文化的にも唯一無二である建築物を保全・活用する。

吉城園主棟

吉城園主棟

デザインコンセプトは伝統と現代の結び

日本を代表する建築家、隈研吾氏の設計のもと、「奈良文化が織りなす歴史、文化、自然が調和する結び」がデザインコンセプト。

約9,000坪の敷地に8棟の建物が立ち並び、「小さな風景から大らかな集合」を生み出すことにより、奈良の環境に溶け込むような街並みを形成する。

“混じりけのない美しい羽”という意味を込めた「翠SUI」

「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、“混じりけのない美しい羽”という意味を込めた「翠SUI」を冠する3軒目のホテル。

「紫翠」は、山の木々がみずみずしく青々とし、美しい自然の景色を形容する「紫幹翠葉」に由来し、深い紫色の幹と鮮やかな緑の葉の対比を描写している。

若草山、奈良公園、吉城園やホテルの庭園の植物、木々や葉の美しさといった奈良の自然が持つ緑豊かな麗しさを表現し、このホテル名を冠することとなった。

「翠SUI」で癒しの時間と非日常的な体験を

ラグジュアリーブランド「翠SUI」には、日本各地の美しい自然や独特な文化など、その土地の色に鮮やかに染めて世界にはばたく、という願いが込められている。

日本ならではの癒しの時間、グラマラスで非日常的な体験といったコンセプトを掲げているホテルブランドだ。

同ブランドホテルは、2015年3月に「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」、2018年12月に「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」がオープンしている。

ラグジュアリーブランド「翠SUI」の国内3軒目となるホテルオープンが楽しみだ。

紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良
所在地:奈良県奈良市登大路町55番地

(MOCA.O)

※今後の行政協議などの状況により、変更となる可能性がある