アゼルバイジャンの食品を取り扱うECサイト「アゼルバイジャンの食卓」では、日本初進出となるアゼルバイジャンのワイナリー「AZGRANATA(アズグラナタ)」のワイン全6銘柄を、11月4日(金)より販売開始。
ワイン発祥の地と言われる、コーカサス地方のワインを試してみては。
古代からの伝統が息づくアゼルバイジャンワイン
ヨーロッパとアジアが交差する、ワイン発祥の地とされるコーカサス地方に位置するアゼルバイジャン。コーカサス山脈とカスピ海に囲まれ、ワインの生産地に適しており、その起源は紀元前7,000〜6,000年頃まで遡ると言われている。
ジョージアや東欧と並ぶワインの名産地ながら、日本ではまだほとんど流通していない希少な同地方のワイン。今回、現地の名ワイナリー「アズグラナタ」から、全6銘柄を厳選した。
ワインに使われる土着品種のブドウ
アゼルバイジャンのワインに使われるブドウの品種には、土着品種やコーカサス地方特有の品種などがある。
例えば、土着品種の「Madrasa(マドラサ)」や「Bayanshira(バヤンシラ)」、コーカサス地方や東欧で広く栽培されている赤ワイン用の「Saperavi(サペラヴィ)」などだ。
アゼルバイジャンのシンボル、ザクロ
コーカサス地方ではポピュラーな果実「ザクロ」。アゼルバイジャン起源のザクロ品種は約200種類にもなるとされ、国のシンボルにもなっている。
また、同地方ではザクロから作られるフルーツワインも日常的に飲まれている。
日本初上陸となる6銘柄のワイン
今回発売する、アゼルバイジャンの土着品種や代表的な品種を使った「アズグラナタ」のワインを紹介しよう。
バランスの良い一品
「マドラサ レッド ドライ」は、マドラサを100%使用した赤ワイン。濃いガーネット色をしており、フレッシュな果実味と骨格あるタンニン、酸味が上手く溶け込んだ落ち着いたバランスの良い一品。
程よい酸味の「サペラヴィ レッド ドライ」
こちらはサペラヴィを100%使用。チェリーのニュアンスと、樽熟成由来のナッツのニュアンスが感じられ、豊富なタンニンの滑らかな口当たりと、程よい酸味とスパイシーさが味わえる。
渋さと酸味のバランスが良い1本
「カベルネソーヴィニヨン レッド ドライ」は、少し時間を置いた後のほうが香りが開く印象。カベルネらしい重さもあるが、くどくないタンニンの味わいだ。スパイシーでカシス、プラム、ブルーベリー、チョコレートなどを感じ、渋さと酸味のバランスがよい赤ワイン。
バランスの取れた赤ワイン
「メルロー レッド ドライ」は、爽やかな口当たりで、草や野菜のような清涼感のある香りや風味があらわれる。そして中程度のタンニンと酸味、レッドチェリー・イチゴ・スグリのような赤い果実の香りで、バランスの取れた赤ワイン。
土着品種を使用した白ワイン
「バヤンシラ ホワイト ドライ」は、バヤンシラを100%使用した白ワイン。淡く緑掛かった黄色で、フレッシュで爽やかなハーブや柑橘系のアロマとミネラル、フローラルな香りが感じられる。
ザクロで造ったフルーツワイン
「アグス ポメグラネートワイン プレミアム」は、Guloyshe(グロイシャ)という品種のザクロから造られた、深いルビーレッドのワイン。チェリーやカシスのアロマとバニラやリコリスにオークの甘いニュアンスが感じられ、ふくよかな果実味としっかりとした酸味やスパイシーな味わいが楽しめる。
古くはシルクロードの交易の要衝として位置したアゼルバイジャン。歴史あるワインを飲んでみたい。
アゼルバイジャンの食卓:https://azer-table.jp
アズグラナタ 公式サイト(英語あり): http://azgranata.az/
(田原昌)