Hayachine Made(ハヤチネメイド)の伝統工芸生地を取り入れた「オーセンティックダウンジャケット」に注目

ダウン工場によるブランド「Hayachine Made(ハヤチネメイド)」の「The Authentic Down Jacket(オーセンティックダウンジャケット)」が2022年度グッドデザイン賞を受賞した。

そこで今回は「オーセンティックダウンジャケット」が受賞に至った理由を紹介しよう。

高い品質とユニークさが評価された「オーセンティックダウンジャケット」

アウトドアメーカーからコレクションブランドまで、さまざまなオーダーに対応してきたダウンウェア専門工場が、そのノウハウを詰め込み開発した「オーセンティックダウンジャケット」。タウンウェアとしての見た目と、防寒や防水などの機能性を持った優秀アイテムだ。

Hayachine Madeでは、このダウンジャケットをベースに、全国さまざまな産地の伝統工芸の織地や、新しいテキスタイルのオリジナルのアイテムを開発。今回は、「生地をブランド(Hayachine Made)まで送るだけで、すぐにコラボレーションダウンジャケットができあがる」という取り組みが評価され、グッドデザイン賞受賞に至った。

同アイテムはこれまで、会津木綿、倉敷デニムなどさまざまな日本各地の伝統産業生地とコラボレーションしている。

オリジナルのダウンジャケットはHayachine Madeの公式WEBサイトでも購入可能なので、アイテム自体に惹かれた人は一度チェックしてみても。

グッドデザイン賞受賞記念トークショーを開催

Hayachine Madeでは、今回の受賞を記念したトークショーを10月15日(土)に開催。

地方の縫製工場が“ダウンジャケット”という媒体を通じで、ローカル(縫製工場)とローカル(全国の生地産地)をつなぐビジネスモデルをつくり出したコンセプトと、これからのビジョンを語る。

また、ブランドの新作も発表される。フードと袖が脱着できてダウンベストとしても着ることが可能な 「The Authentic Down Jacket 4way」だ。

ダウンベストとしてはリバーシブルでも着用でき、裏地でさまざまな産地の生地とコラボすることが可能となっている。

貴重な機会なので興味のある人はチェックしてみては。

北東北のダウンウェア専門工場が挑戦〜ローカルとローカルを結ぶプロジェクト
日時:10月15日(土)
[Hayachine Made商品展示販売会]13時~15時
[トークショー]15時~16時 ※トークショーの観覧には予約が必要
会場:シネマ・デ・アエル
所在地:岩手県宮古市本町2
会場URL:https://cinemadeaeru.wixsite.com/cinema-de-aeru
参加費:無料 ※定員になり次第、締切
参加申込・問い合わせ:hayachinemade@gmail.com

Hayachine Made グッドデザイン賞受賞ページ:https://www.g-mark.org/award/describe/53096

(IKKI)