1957年に発表され、革新的な電池式機構と大胆なケースシェイプで、ウォッチメイキングとデザインの世界に衝撃を与えたハミルトンの腕時計「ベンチュラ」。
先進的なインダストリアルデザイナーのリチャード・アービブ氏が考案したアバンギャルドな「ベンチュラ」に、赤く光るダイヤルを搭載した新しいモデルが加わった。
創業130周年を迎える時計ブランド・ハミルトン
1892年アメリカ ペンシルバニア州ランカスターで創業。創業130周年を迎えるハミルトンのウォッチメイキング技術は、アメリカの鉄道黎明期と共に発展し、軍の兵士、パイロット、ハリウッドスターの腕元を彩ってきた。
1957年に世界初の電池式腕時計を発表し、1970年には初のLED式デジタルウォッチを発表。フィルムメーカーの間で長年に亘って揺るぎない存在であり続けているハミルトンの時計は、500本を超える映画に登場しており、カスタムウォッチが複数のハリウッドの大ヒット映画において非常に重要な役割を担っている。
ハミルトンは現在スウォッチグループの一員として、アメリカンスピリットとスイスのテクノロジーが融合したタイムピースを生み出している。
プッシュボタンでダイヤルの一部が赤く光る
初代モデルの発表から半世紀以上を経てもなお、フューチャリスティックな魅力と独創性を感じさせるハミルトンの「ベンチュラ」は、未来を予想していたといえる。電池で駆動する革新的なムーブメントと、SFのムードが漂うケースシェイプを組み合わせたこのタイムピースは、計時とデザインの限界を押し広げたからだ。
エルヴィス・プレスリーが1961年の映画『ブルー・ハワイ』で着用した時、それは、未来の時計にほかならず、誰も予想しえなかった時計の未来を人々に提示した。
ハミルトンはこのアイコンを称え、計り知れない魅力を秘めた新モデル「ベンチュラ XXL ブライト」をこの度発表する。洗練されたブラックPVDコーティングを施した幅47.6mmのステンレススチール製ケースには、特別なクォーツムーブメントが収められ、9時位置のプッシュボタンを押すとダイヤルの一部が赤く光る。
ブラックの時針と分針には、スーパールミノバ加工が施され、電気パルスとそれに合わせたインデックスは、1950年代のスタイルを大胆にアレンジ。ネオンと興奮で彩られた都会の夜を思わせるデザインに仕上げられた。
快適なブラックのラバーストラップと、両面に反射防止加工を施したサファイアクリスタルを配した「ベンチュラ XXL ブライト」は、素材とスタイルの両方において力強さが感じられるモデルである。
発売は10月中旬を予定。次の未来の相棒にふさわしい一本である。
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン:https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/
(akihiro takeji)
※価格は全て税込