セイコーウオッチから、歌舞伎俳優 市川海老蔵丈の十三代目市川團十郎襲名を記念した限定モデルが登場。腕時計「セイコープレザージュ Sharp Edged Series」の2機種を、11月7日(月)より発売する。
歌舞伎にゆかりの深い伝統色「柿色」や「麻の葉紋様」をセイコーウオッチならではの発想で随所に取り入れた、気品溢れるタイムピースだ。
市川團十郎を襲名する、市川海老蔵丈
日本の伝統芸能の精華ともいえる歌舞伎の宗家・成田屋市川宗家を受け継ぎ、高い評価を受ける歌舞伎俳優、市川海老蔵丈は、今年11月、いよいよ歌舞伎界の大名跡「市川團十郎」の十三代目を襲名する。
伝統を重んじ、新しい価値を創造する限定モデル
伝統を踏襲しながらも新しい挑戦を続ける市川海老蔵丈は、2020年9月よりグループアンバサダーとしてセイコーホールディンググループの活動に参加し、セイコーブランドの価値を世界に発信している。
同モデルは、日本の伝統的なモチーフや色彩を現代的に表現する、「セイコープレザージュ Sharp Edged Series」と、伝統芸能・歌舞伎の成田屋市川宗家の芸を受け継ぎ、常に挑戦を続ける、市川海老蔵丈の想いが共鳴したことで誕生した限定モデルだ。
日本の伝統色「柿色」が奥深い色彩を表現する
「Sharp Edged Series」では、暮らしの中で愛されてきた「日本の伝統色」と、丈夫で早く育つことから、成長や出世の象徴とされてきた「麻の葉紋様」を現代的に解釈しダイヤルに表現してきたが、この「日本の伝統色」と「麻の葉紋様」は歌舞伎でも非常にゆかりの深い要素。
同モデルのダイヤルカラー「柿色」は、五代目市川團十郎が市川家伝来の演目「暫」で「柿色」の素襖(すおう)を纏ったことにより生まれた日本の伝統色であり、「麻の葉紋様」は歌舞伎の衣装に多く取り入れられたことにより、江戸時代のファッションとして流行したもの。
今回の限定モデルにも、ダイヤルの「柿色」を、中心から外側に向けて濃密な色合いに変化させ、奥深い色彩を表現した。グラデーションをかけた「柿色」のダイヤルとゴールドカラーの針とインデックスの対比が、優れた視認性を実現する。
また、エッジの効いたシャープな造形をブラックカラーで際立たせ、モダンな印象に仕上げた。
歌舞伎が流行し始めた江戸時代は、奢侈禁止令(しゃしきんしれい)により特に町人は華美な服装は禁止されていたが、そこから和服の裏側を着飾る「裏勝り」という着こなしが生まれた。同モデルでは、ストラップの裏を「柿色」にすることで、当時の粋を演出している。
シリアルナンバーの刻印とスペシャルボックス
さらに、同モデルの裏ぶたには「Limited Edition」の文字とシリアルナンバーを記している。スペシャルボックスは金色と黒で質感高く仕上げた、十三代目市川團十郎襲名記念限定モデルに相応しい仕様。
「セイコー プレザージュ Sharp Edged Series」十三代目市川團十郎襲名記念限定モデルの希望小売価格 は121,000円~137,500円(税込)。各2,000本、そのうち各300本が国内での限定数量となる。
伝統を重んじながら、新しい価値の創造に挑戦する市川海老蔵丈と、セイコーの腕時計づくりの伝統、両者の要素を組み合わせた注目すべきモデルだ。
セイコーウオッチ:https://www.seikowatches.com/jp-ja
(hachi)