スペインのワインブランド「アブラ」が造る、希少な海底発酵白ワイン「アブラ デル マール」が日本上陸

スペインのワイナリー「HABLA(アブラ)」が特許技術で造った、世界でも珍しい海底発酵の白ワイン「HABLA del MAR(アブラ デル マール)」が日本に上陸。

10月4日(火)、柴田屋ホールディングスが運営する「SAKA-YA online(サカヤオンライン)」にて限定販売を開始した。

海底発酵魅力を増した「アブラ デル マール」

「アブラ デル マール」は海底で2次発酵させた白ワインで、海水の流れや温度などの影響で風味が変わる稀有な特徴を持つ。2度と同じものは造れないと言われるほど希少性が高く、前回、日本で発売したワインはわずか3カ月で完売した。

ベースは、大西洋の影響を受けた沿岸の畑で作られた白ぶどう品種を用いたブレンデットワインで、特定のヴィンテージには属していない。比率やぶどうの産地、さらにはぶどうの品種も毎年異なるという、革命的でミステリアスなワインだ。

そのワインをタンクに入れ、サン・ジャズ・ド・リュズ湾、水深25mの海底で2次発酵。

こうして生まれたワインからは、華やかな白い花のような香りと草のニュアンス、そしてカリンやカモミールのような風合いが感じられる。口に含むと、生き生きとした酸味とミネラルが表現され、優雅さかつやわらかな舌触りも心地いい。そして最後は塩味が現れ、さっぱりとした後味につながる。

独特で官能的な味を持つ、「アブラ」の技術力の結晶と言ってもいいワインだろう。

スペインの気鋭ワイナリー「アブラ」

「アブラ」はスペインで2000年に創立された、比較的若いワイナリーだ。

歴史は浅いが、これまで数々の挑戦を行い、スペインのワイン業界に大きな衝撃を与えてきた。海底発酵のプロジェクトも同ワイナリーが実験的に始めたもので、国内ではすでに特許を取得している。

アブラの所有する畑は200ヘクタールほど。痩せて乾燥した土壌がぶどうを強くし、アロマの表現を力強くしている。64区画に分けられた畑にはすべて有機農法を採用。テロワールにとって最良のぶどう品種を育て、最新の設備で醸造を行なっている。

まるで香水を思わせるボトルや発想豊かなネーミングなど、大人が「ワクワクする」ワインを造り続けるアブラ。今回の白ワインにも、大人の好奇心を見事に満たす味わいが期待できそうだ。

HABLA del MAR(アブラ デル マール)
生産国:スペイン
タイプ:白ワイン
味わい:辛口
容量:750ml
アルコール度数:10.5%
飲み頃温度:6-8℃
参考上代価格:3,600円(税抜)
SAKA-YA online 商品ページ:https://www.sake-ya.jp/products/900828

(IKKI)