現代に活躍する芸術家たちの作品が集結!東京芸術劇場で「日本ヨーロッパ3カ国合同交流展」が開催

フランスとドイツの現代アーティストと、日本の芸術家・文芸作家の作品が一堂に集結。

展覧会「日本ヨーロッパ3カ国合同交流展」が、10月6日(木)から10月9日(日)まで、池袋の東京芸術劇場にて開催される。

東京芸術劇場にて芸術文化のチカラで日欧を結ぶ展覧会を開催

「日本ヨーロッパ3カ国合同交流展」は、日本と海外の芸術家の交流展として2014年より毎年東京で開催されてきた。

よく「日本は美術展覧会が多い国」と言われるが、その多くが企画展であり、また題材となるのはすでに学術的評価の定まった芸術家ばかり。同展では、現代で創作活動に励む国内外の芸術家・作家に注目し、その最新の作品を取り上げた。

今回は、日本・フランス・ドイツの芸術家たちの協力により、3カ国200点の作品が勢揃いした。ジャンルも国籍も多種多様な作品に触れ、現代に活躍する創作者たちの息吹を感じられる。

Maryline Bourdin Equus 30x30

Maryline Bourdin Equus 30×30

「日本ヨーロッパ3カ国合同交流展」の見どころ

今回出展されるのは、フランスとドイツの芸術家の作品と、国内外で活躍する日本芸術家・文芸作家の作品だ。

フランスは言わずと知れた芸術大国であり、19〜20世紀前半にかけてのアートシーンはフランスを中心に回っていたと言っても過言ではない。日本でもおなじみのモネやルノワール、ピカソ、マティスらはいずれもパリで活動することで芸術家として成長していった。今回参加するアーティストたちもまた、パリに活動拠点を置き、国内外で広く活躍している。

一方ドイツは、デューラーやホルバインら著名な画家はもちろんのこと、音楽においてはバッハやヴェートーベン、文学ではゲーテやヘッセなど、多様なジャンルで時代を超えた巨匠を輩出してきた。現代でもジャンルの枠を超えてバラエティ豊かな表現者が活躍している。本展の作品からもそのダイバーシティを感じ取れるに違いない。

また日本からは、絵画や工芸のほか、水墨画や書道、写真、短歌、俳句、詩文など、多様なジャンルの作品が出展。国際色豊かな本展においても、現代日本の芸術文化を代表するにふさわしい作品が勢揃いした。

Klaus Menz-Zander Liegender Akt

Klaus Menz-Zander Liegender Akt

フランス、ドイツの現代アーティストの作品が日本で公開される機会は極めて貴重だ。この機会に世界で飛躍する芸術家たちの共演を楽しんでみては。

日本ヨーロッパ3カ国合同交流展の詳細ページ:https://www.geigeki.jp/performance/20221006g1/

(IKKI)