バイク&サーフを中心としたカルチャーを発信している「デウス エクス マキナ」が、“旅に出たくなる”をコンセプトにしたカスタムバイク「Beluga XM(ベルーガ XM)」を製作した。この世界で1台のワンオフバイクは、9月末までの期間限定で「バイカーズパラダイス南箱根」にて展示されている。
ブランドの発信基地「デウス エクス マキナ 浅草」
ラテン語で“機械仕掛けの神”を意味する「デウス エクス マキナ」は、「クリエイティビティな文化を讃える」をブランド哲学とし、2006年にオーストラリアで誕生。
現在ではバイク&サーフに留まらず、アート・スノー・音楽・サイクルなど、ジャンルの垣根を越えた広がりを見せ、シドニーやバリ、LA、ミラノといった旗艦店のある世界12カ国から独自のカルチャーを発信している。
日本では東京・浅草の「デウス エクス マキナ 浅草」がブランドの発信基地となり、心地良いカフェ、アパレルショップ、アートギャラリーというさまざまな顔を見せる。
思い立ったらすぐに旅に出れる
浅草店のスタッフ・Dr.ソエダが製作したカスタムバイク「ベルーガ XM」は、脱着可能なキャリアや武骨なアドベンチャータイヤを備え、思い立ったらすぐに旅に出られるような仕様になっている。
ベース車には、オーストリアのモーターサイクルブランド「KTM」の定番モデル、「DUKE 200(デューク 200)」を選択。普遍的なカッコ良さを持つネイキッドバイクである同モデルは、排気量のバリエーションも豊富で、排気量毎にファンがいるといっても過言ではない。
「200」を選んだ理由はスタイルの良さはもとより、高速道路を走行できる排気量と街乗りでのサイズ感のバランスで、外車とは思えない性能の高さやインジェクションの安定性も、旅の不安をひとつ減らしてくれる。
希少かつ愛おしい存在
元々の「デューク 200」のカタチを知っている人なら、「ベルーガ XM」への変貌ぶりに驚くことだろう。
内蔵タンク容量を計算しながら一体型FRPカウルの造形をイメージし、ライディングポジションを考え、「全体的にシューと」させた結果が、このカタチ。
シートポジションはほぼ変わらず、純正シートフレーム造形をリデザインすることによって生まれたリアキャリアと、デジタルメーターの移植によってヘッドライト上にフロントキャリアを設置した。もちろん、カンタンに脱着できる仕様だ。
絶滅危惧種である白イルカをネーミングの由来とする「ベルーガ XM」は、バイク好きにとって、希少かつ愛おしい存在になるだろう。
ベルーガ XM
ベース車:DUKE 200(2012年式)
価格:1,680,000円(税別) ※登録諸経費込み・陸送費別
公式サイト:https://jp.deuscustoms.com/blogs/news/beluga-xm-ktm-duke200
販売店舗:Deus Ex Machina Asakusa(デウス エクス マキナ 浅草)
所在地:東京都墨田区向島1-2-8 東京ミズマチ ウエストゲート5.
営業時間:平日10:00~19:00、土日祝10:00~20:00
定休日:なし
バイカーズパラダイス南箱根
所在地:静岡県田方郡函南町桑原1348-2
営業時間:平日9:00~17:00、土日祝7:00~17:00(6月~8月)、8:00~17:00(3月~5月、9月~11月)
※冬季(12月~2月)は全日9:00~16:30
(zlatan)