2022年秋の公演を紹介、クラシックを聴きたくなったら「プロアルテムジケ」をチェック

クラシック好きなら知っているであろう音楽事務所「プロアルテムジケ」。同事務所がこの秋開催する、クラシック音楽ビギナーからコアなファンまで、芸術の秋を満喫する充実のプログラムを紹介する。

クレメンス・ハーゲン氏&ユリア・ハーゲン氏による父娘リサイタル

まずは、表題の「クレメンス・ハーゲン&ユリア・ハーゲン チェロデュオリサイタル」。父と娘、長い時間を共に過ごした親子だからこそ実現する、息のあったパフォーマンスが日本で初めて披露される。

10月2日(日)は愛知の岡崎市シビックセンターコンサートホール コロネット、10月3日(月)は東京の銀座・王子ホール、10月4日(火)は東京・武蔵野市民文化会館 小ホールにて公演を行う。

日本でも人気のハーゲン・クァルテットの創設メンバーで知られるクレメンス・ハーゲン氏と、その愛娘で世界各国で実力が認められ引っぱりだこのユリア・ハーゲン氏による父娘チェロ・デュオリサイタルだ。

コロナ禍での自粛期間中にTwitterに投稿された演奏動画は、瞬く間に世界中の人々に拡散され、ウィーン・コンツェルトハウスで収録されたYouTube版も合わせると28万回以上再生されている。
詳細ページ:https://www.proarte.jp/news/hagenduo2022/

石箱のように様々な表情を見せる、アウアーの音色を堪能

続いては、ウィーン・フィル首席フルート奏者による「ワルター・アウアー フルートリサイタル」。11月15日(火)、東京・渋谷の富ヶ谷にあるHakuju Hall(ハクジュホール)にて公演を行う。

世界を代表する超一流オーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で19年にわたって首席フルート奏者を務めるワルター・アウアー氏が、ピアノ奏者に沢木良子氏を迎えたリサイタルだ。

常に新しい作品に挑戦するアウアー氏の仕掛けが詰まったプログラムは次の通り。

フルートのマスターピース、シャミナード作曲「コンチェルティーノ」と、タファネル作曲「魔弾の射手のテーマによるファンタジー」ではじまり、続いて誰もが聞いたことのあるベートーヴェン作曲「ヴァイオリンソナタ第5番・春」のフルート版。

後半は日本人作曲家、一柳慧氏作曲「忘れえぬ記憶の中に」、バッハ作曲「フルートソナタ」、最後は尾高尚忠作曲「フルート協奏曲」で時代と国を大きく巡る音楽の旅を締めくくる。

深さと輝き、宝石箱のように様々な表情を見せるアウアー氏の音色が、コロナ禍を超えて日本で高らかに響く。
詳細ページ:https://www.proarte.jp/shop/products/detail.php?product_id=2773

17の弦楽器がつくりだすハーモニーの美しさと迫力!

11月23日(水・祝) 、11月24日(木)、11月26日(土)には、東京・武蔵野、京都、愛知にて、ヴィヴァルディ「四季」を世界で初めて録音したバロック音楽ブームの火付け役である「シュトゥットガルト室内管弦楽団」によるコンサートが開かれる。

ドイツ・シュトゥットガルトといえば自動車産業で知られているが、音楽の世界ではアンサンブルがひときわ有名。

「シュトゥットガルト室内管弦楽団」は1945年の創設後、ヴィヴァルディ作曲「四季」のレコードを発表し、一躍有名になった楽団だ。

17の弦楽器がつくりだすハーモニーの美しさと迫力が魅力で、今回は彼らの代名詞とも言えるヴィヴァルディの四季とチャイコフスキー作曲「弦楽セレナーデ」の2大弦楽合奏作品で構成された超名曲プログラムを送る。
詳細ページ:https://www.proarte.jp/shop/products/list.php?transactionid=5263ea706e11296505c4be174484e09a36a67542&mode=search&category_id=20&name=%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%88

ゲストには小澤征爾氏指揮ウィーン・フィルとの共演をはじめ、バロックから現代曲まで極めて幅広いレパートリーを持ち、ジャズヴァイオリニストとしても成功を収め、高度なテクニックと音楽性が高く評価されている世界的トップヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット氏を迎え、コンサートに華を添える。

芸術の秋を彩る圧巻のパフォーマンスを堪能したくなったら、プロアルテムジケ公式サイトのチェックを。

プロアルテムジケ公式サイト:https://www.proarte.jp/

(suzuki)