ナショナルジオグラフィック写真賞最優秀賞受賞・山田耕熙氏の写真展「The Land of Tigers」に注目

ナショナルジオグラフィック写真賞最優秀賞の写真家が伝える、写真の先にあるものとは。

山田耕熙(やまだこうき)氏の写真展「The Land of Tigers」が、東京・港区の「富士フイルムフォトサロン 東京」にて10月14日(金)から20⽇(⽊)まで開催される。

山田耕熙氏の写真展「The Land of Tigers」

写真展の主役は、山田耕熙氏がインドのランタンボール国⽴公園で追い続けている野⽣の⻁の親⼦たちだ。山田氏は⻁たちを、我々⼈間の⽣活から遠く離れた“まったく別の世界の⽣き物”としてではなく、“同じ世界を⽣きる⼀つの命”として⾒つめている。

美しく広⼤なジャングルで無限に繰り返されてきた彼らの営み。写真展ではそこにフォーカスし、彼らの⽇常と同時に、その⼀⽣をも感じてもらうための構成を意識している。

山田氏は撮影を通じて、⼈間と⻁たちとの間には、⽣き物として⾒たときに共通するものが多くあると感じている。また⼀⽅で、必要以上を奪わず、無駄なく⽣きる彼らの姿からは、今のような時代だからこそ、⼈間が学ぶべきことが多くあると痛感しているという。


注目を浴びる写真家・⼭⽥耕熙氏

⼭⽥耕熙氏自身がどのような写真家なのかも紹介したい。

山田氏はこれまでに南極、北極、アラスカ、アフリカ、ガラパゴス諸島などを旅し、様々な野⽣動物の姿を撮影。インド・ランタンボール国⽴公園を訪れて以降は、野⽣の⻁に深く魅了され、その姿をひたすらに追い続けている。

2020年には⽇経ナショナル ジオグラフィック写真賞ネイチャー部⾨最優秀賞を受賞した。

山田氏は⻁たちの姿と⾃⾝の⼈⽣や家族を重ね、⼼から寄り添ってもらえる写真展を目指すという。大切な人と訪れ、山田氏のメッセージを写真から感じてみては。

⼭⽥耕熙 写真展「The Land of Tigers」
期間:10⽉14⽇(⾦)〜20⽇(⽊)
開館時間:10時〜19時 ※最終⽇は16時まで/⼊館は終了10分前まで
会場:フジフイルム スクエア内 富⼠フイルムフォトサロン 東京 スペース2
所在地:東京都港区⾚坂9丁⽬7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
⼊館料:無料

富⼠フイルムWEBサイト:https://fujifilmsquare.jp/
山田耕熙WEBサイト:https://kokiyamada.jp/

(IKKI)

※写真展はやむを得ず、中⽌・変更となる場合あり。開催状況は富⼠フイルムや⼭⽥耕熙氏のWEBサイトなどから確認可能