山口県山口市に、和のくつろぎとホテルの利便性を兼ね備えた温かみのあるホテル「お宿Onn湯田温泉」が9月1日（木）に開業。

また、同日オープンの隣接施設「かめ福オンプレイス」の温泉、レストラン、コンベンションも利用可能だ。

足湯スポットや観光地も多い湯田温泉

同ホテルの「Onn」というブランド名称は、「温もりのあるホテル」という意味や「日本の温泉旅館を元気に」という理念を込めた「温」と、訪れるゲストや町の人々に対しての「恩」に、宿「Inn」を掛け合わせた意味が込められている。

コンセプトは「町と共に生きる宿」

山口市湯田温泉という町は、600年前に白狐が温泉を見つけたと言われる「白狐伝説」も色濃く残り、足湯スポットや瑠璃光寺など観光地も多く立ち並ぶ。

同ホテルは、湯田温泉駅から徒歩9分の場所に位置する。新幹線なら新山口駅から電車で20分、山口宇部空港から車で約40分と、首都圏からのアクセスも良好だ。

和の温もりを大切にした空間デザイン

今回、オープンする同ホテルは、和の温もりを感じさせるデザインが特徴。モノトーンの素材をベースとし、スタイリッシュながらどこか落ち着く空間デザインを意識した。

小上がりに並んだツインベッドや、仕上げ材にこだわった質感が特徴の壁紙、木の素材をふんだんに使用したフロントカウンターなど、ゲストの「印象に残るホテル」を目指す。

外観では、車の往来も多い繁華街の中で、喧騒から距離を置いて一息つけるよう、和風の庭をイメージした庭も設計している。

山口県初。チェックインはスマホで完結

同ホテルでは、山口県で初めてスマートフォンを用いたチェックインシステムを導入。

予約後の事前決済や部屋の選択など、一連の動作がスマートフォンアプリ上で操作可能で、当日はQRコードをかざすだけでチェックインが完了。

滞在中追加の支払いもアプリ上で決済可能なため、対面の接客やチェックアウト後のフロント立ち寄り精算が不要となる。

隣接施設で温泉やコンベンションなども利用できる

隣接施設「かめ福オンプレイス」にて、大浴場露天風呂やレストラン、コンベンションセンターが利用可能だ。ホテルからは連絡通路で繋がっており、雨でも濡れずに移動できる。

温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、化粧水のように柔らかい肌触りが特徴。大浴場の内湯と、露天風呂がある。サウナは、男性がサウナのみ、女性が岩盤浴のみのとなる。

また、ホテル内には、1時間3,000円（税込）にて貸切風呂も用意している。

メイン料理も楽しめるビュッフェ

同ホテルのレストラン「Buffet Dining ON-PLACE」。夕食朝食ともに、ビュッフェスタイルとなっている。朝食（税抜1,500円）は、洋食メニューか和食メニューを選択。

夕食はメイン料理が選べる和洋ビュッフェ（税抜4,500円）で、メインには、「ひらめの薄造りとお刺身の盛り合わせ」「国産牛ステーキ　トリュフソースとポルチーニのア・ラ・クレーム」「海鮮ふかひれスープ」を用意。

ライブキッチンでは、和洋中それぞれの専門シェフによるできたての料理が味わえる。目の前でサクサクに揚げる天ぷら、職人がその場で握ってくれるお寿司などバラエティ豊かな品々が揃う。

観光やビジネス利用に、ゆったりできる同ホテルでくつろぎの時間を。

お宿Onn 湯田温泉
所在地：山口県山口市湯田温泉4-5-2
宿泊料金：7,700円（税込）～/1室
公式サイト：https://www.onn-yudaonsen.com/

（田原昌）