大阪の新たなソウルフード?!阪神梅田本店にスパイスカレーの名店が大集合する6日間

大阪ならではの食文化の魅力を発信し続ける、阪神梅田本店の「食祭テラス」。今回注目したのは、大阪の新たなソウルフードともいわれる「スパイスカレー」だ。

8月31日(水)から6日間、同店で開催する「阪神のスパイスカレー博覧会」で、全14店のスパイスカレーを堪能しよう。

「Asian kitchen cafe 百福(アジアンキッチンカフェももふく)」アジア3か国周遊カレーセット、1,528円

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大阪で人気が急上昇中の「スパイスカレー」

市販のルウや小麦粉を使わず、何種類ものスパイスを組み合わせて作られる「スパイスカレー」は、大阪で人気が急上昇。日中の時間帯だけ書店などの一角でランチ営業をする“間借りカレー”や“副業カレー”など、その営業スタイルも独自の発展をしてきた。

「Numb(ナム)」佐賀牛スジ煮込みカレーと名古屋コーチンスープ豆カレーのあいがけ、1,320円

「Numb(ナム)」佐賀牛スジ煮込みカレーと名古屋コーチンスープ豆カレーのあいがけ、1,320円

スパイスカレーの伝道師が登場、カレーの博覧会開催!

今回「食祭テラス」は、そんな自由度の高い、大阪スパイスカレーの魅力を伝える出版社「インセクツ」から松村貴樹さんを迎え、「阪神のスパイスカレー博覧会」を開催する。

カレー店は2日ごとに入れ替わり、全14店舗が参加。さらに、スパイスカレーの世界が広がる店舗も登場するほか、ストリート文化の一つである“ZINE”を作るワークショップも行う。

「ジパングカリーカフェ」せやねんスペシャルカレー チーズトッピング付き、1,100円

「ジパングカリーカフェ」せやねんスペシャルカレー チーズトッピング付き、1,100円

『関西のスパイスカレーのつくりかた』編集者の松村さん。スパイスカレーが広く一般的に浸透した今、自宅でスパイスカレーを作ったり、もっと日常的にスパイスを楽しんでもらいたい。そんな熱い想いとともに、今食べてほしいスパイスカレーの店を紹介する。

全14店のスパイスカレーを堪能できる6日間

同イベントでは、カレー店が2日ごとに5店舗ずつ入れ替わり、期間中全14の人気店が登場する(1店舗のみ重複)。

「CURRY&NICE カトゥール(カリー&ナイス カトゥール)」や「定食堂 金剛石」、「Eeek-A Souk(イーカスーク)」「スパイスアンドカレー 黄金の風」「スープカレー なっぱ」といった名店が大集合だ。

「サケトメシ」ミャンマーカレープレート、1,325円

「サケトメシ」ミャンマーカレープレート、1,325円

「創作カレー ツキノワ」炭焼き合鴨のカレーと明太ポークキーマのあいがけ、1,320円

「創作カレー ツキノワ」炭焼き合鴨のカレーと明太ポークキーマのあいがけ、1,320円

「スパイスカレーボマイェ」鹿児島黒焼き鶏と3種の極鶏カレー、1,452円

「スパイスカレーボマイェ」鹿児島黒焼き鶏と3種の極鶏カレー、1,452円

スパイスカレーの世界をもりあげる名店やワークショップ

目で楽しみ、鼻でスパイスを感じ、そして食べて美味しい。五感で楽しめるのがスパイスカレー。

そんなスパイスカレーにぴったりな味わいのラッシーやチャイ、スパイスカレーの世界には欠かせないアジア音楽も登場する。音楽をセレクトするのはレコードショップ「plantation(プランテーション)」だ。

また、9月3日(土)と4日(日)には、カレーと梅田をテーマに、参加者みんなで一冊のZINEを作るワークショップも。参加費は3,300円、定員は各回15名。

そして、インドの弦楽器シタール奏者で、インド在住経験を生かしたレシピ本などを書く、石濱匡雄さんによるベンガル料理トーク&レクチャーも開催。参加費は3,000円、9月4日(日)のみの開催で、定員は20名となっている。

食べ比べも楽しい、全国各地の名店をギュッと楽しめる、マニア垂涎の企画だ。

阪神のスパイスカレー博覧会
期間:8月31日(水)~9月5日(月)
会場:阪神梅田本店 1階 食祭テラス
所在地:大阪府大阪市北区梅田一丁目13番13号
食祭テラス公式サイト:https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/20220831.html

(田原昌)

※価格は全て税込