様々なサービスの“満足度を情報化”するオリコンから、8月19日の「バイクの日」にちなんだ利用実態調査の結果が発表された。
購入者の性別は男性83%、女性17%。リターンライダーや新たに免許を取得するビギナーが増えているイメージだが、実際にはどんな人がどんなバイクを購入しているのだろうか。
<年齢層>40代~50代が多く、メーカー系バイク販売店の方が年齢層高め
レッドバロンやバイク王などの「バイク専門販売店」5社と、カワサキやヤマハなど「メーカー系バイク販売店」4社、それぞれの利用者の年齢層を抽出すると、いずれも最多は50代で、次いで40代が多い結果になっている。
その一方、3番目に多い年齢層は「バイク専門販売店」が30代、「メーカー系バイク販売店」が60代という結果に。また、10~20代と30代は「バイク専門販売店」がやや多く、40代以上は「メーカー系バイク販売店」が比較的多いことがうかがえる。
<購入金額&新車/中古車>20~49万円が最多。メーカー系バイク販売店では88%が新車を購入
購入金額の価格帯は、いずれも「20~49万円」が最多。一方、「100万円以上」と回答した人の割合は、「バイク専門販売店」では12%、「メーカー系バイク販売店」では28%と、大きな差がつく結果になっている。
その要因となっているのが、新車/中古車の購入割合で、「バイク専門販売店」では新車と中古車がおよそ半分ずつであるのに対し、「メーカー系バイク販売店」では「新車」の割合が88%になっている。ここからは、特定のバイクを指名買いしている様子も垣間見える。
<購入したバイクの排気量>ビギナーは「250cc」までが大多数を占める
購入したバイクの排気量を購入経験別にみると、初めてバイクを購入した人は「51cc~125cc」「126cc~250cc」が多い結果に。
一方、すでに購入経験があった人は「401cc以上」を購入するケースも多く、とくにメーカー系バイク販売店では32%と最多で、いわゆる大型バイクを志向する層が目立つ結果になっている。
その他、オリコンの公式サイトでは、「総合ランキング」をはじめ、「価格の納得感」や「アフターサービス」、男女別の「満足度」など、様々な指標の調査結果が公表されている。バイクが欲しいと思っている人は、チェックしておいて損はないだろう。
調査概要:2022年 オリコン顧客満足度調査 バイク専門販売店(※1)
公式サイト:https://life.oricon.co.jp/rank-bike-sell/specialty/
調査概要:2022年 オリコン顧客満足度調査 メーカー系バイク販売店(※2)
公式サイト:https://life.oricon.co.jp/rank-bike-sell/manufacturer/
(zlatan)
※1 サンプル数は1,315人。調査対象者は、全国の16~69歳の男女かつ過去3年以内にバイクを購入し、価格を把握している人。調査期間は2022年3月10日(木)~2022年3月18日(金)。
※2 サンプル数は1,129人。調査対象者は、全国の16~69歳の男女かつ過去3年以内にバイクを購入し、価格を把握している人。調査期間は2022年3月10日(木)~2022年3月18日(金)。