古都・金沢の伝統工芸を贅沢にあしらった全215の客室、静謐(せいひつ)な滝が流れる約120坪の中庭が四季を彩るラグジュアリーホテル「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA(ザ ホテル山楽 金沢)」が、12月21日(水)に開業する。
これにあたり、8月8日(月)より公式サイトにて宿泊予約の受付を開始した。
金沢を満喫する新たなディスティネーションホテル
時を超えて繊細で優美なかがやきを放ち続ける古都・金沢から想起し、「Timeless(永遠に続く、不朽の)& Connect(繋がる)」をコンセプトとしてデザインやサービスを設計。
ホテルにいながら金沢の世界観に包まれる、このホテルステイ自体が金沢来訪の目的となるようなディスティネーションホテルだ。
歴史を継承した「建築」と四季を感じる「中庭」
歴史ある金沢郵便発祥の地に建てられた同ホテルは、旧ビルにもみられた郵政建築の特徴である「庇」のイメージを建物全体に施した。また、外観のアクセントに金沢近代建築の流れを汲む煉瓦様式を採用。この土地にふさわしい歴史と品格を受け継ぐ設計とした。
ホテル中央には、6段の滝が流れる約120坪もの中庭を配置。ホテルに足を踏み入れた瞬間に目の前に広がるほか、客室や館内からも眺望できるなど、ホテルにいながら金沢の四季の移ろいが楽しめる。
観光に絶好のロケーション
同ホテルは、金沢城公園と兼六園をぐるりと囲む百万石通りの内側に位置し、近江町市場へ徒歩1分、金沢城公園へ徒歩3分、兼六園へ徒歩10分、ひがし茶屋街へも徒歩15分で到着する。金沢の人気観光地の中心にある、至便のロケーションと言えるだろう。
金沢の工芸をふんだんにあしらった客室
中庭を眺望するスイートやガーデンツインのほか、大人数にも対応のコネクティングルームなど、多彩な全215室の客室は全室32平米以上のゆとりある造り。黒を基調とした落ち着いた空間に上品な金色や加賀五彩、金沢の伝統工芸の要素が浮かびあがる趣向を凝らしたデザインだ。
兼六園の「藤の花」や、加賀友禅の梅染と加賀藩藩主・前田家の家紋にちなんだ「梅の花」などを優美に描いたベッドボードを印象的に配し、金沢ならではの趣に包まれて休める空間となっている。
金沢市内では珍しいクラブラウンジサービス
同ホテルは、滞在の時間も存分に楽しめるよう、スイートルームやクラブルームのゲスト専用のクラブラウンジ「プレミアラウンジ」を用意。
ウェルカムドリンク付きの着席でのチェックインやチェックアウトをはじめ、こだわりの朝食、ホテルメイドのスイーツも楽しめるティータイム、石川県の地酒などを用意したカクテルタイムなど、よりパーソナルで上質なひとときが過ごせる。
朝・昼と夜で趣を変えるダイニング
レストランは中庭を眺望する1階に位置。個室3室やテラス席も備え、重厚感と開放感を兼ね備えた空間で朝食と昼食を。ディナータイムは、中庭の四季折々の美しいライトアップが彩る空間でジャパニーズフュージョンのコースとアラカルトを楽しもう。
隣にはカウンターとラウンジ席をもつロビーラウンジ&バーを備え、ピアノの生演奏とゆるやかに流れる夜のひとときが堪能できる。
金沢への旅行が楽しみになるホテルだ。
THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA
所在地:石川県金沢市尾張町1丁目1番(枝番未定)
開業予定:12月21日(水)
公式サイト:https://thehotelsanraku.premierhotel-group.com/kanazawa/
(田原昌)