瀬戸田産レモンが香る、夏にぴったりなのさわやかなビールが誕生。
広島にある「ANCHOR HOTEL FUKUYAMA(アンカーホテル福山)」にて、自家製レモンシロップの出がらしを使用したクラフトビール「ANCHOR LEMON SAISON(アンカーレモンセゾン)」が70本の数量限定で提供中だ。
シロップを作る際の出がらしを活用したサステナブルビール
アンカーホテル福山ではこれまで、瀬戸田産レモンや駅家町産ショウガ、加茂町産青梅を使用して、様々な自家製シロップを作ってきた。
シロップは炭酸水などで割り、ドリンクとして消費してきたが、シロップを作る際に出たカスである出がらしは使い切ることができずにいた。
そこで今夏、同じく広島にある「備後福山ブルーイングカレッジ」にアンカーホテル福山オリジナルのクラフトビールを作りたいと相談。この使いきれなかった出がらしを活かしたビールを作れるという話から、「ANCHOR LEMON SAISON」が誕生した。
その味は、フルーティーで飲みやすいというセゾン・ビールの特徴をそのままに、レモンの爽やかな香りとシロップ由来のほのかな甘みが際立つ。
開栓の瞬間からレモンの香りがふわっと漂い、ひとくち口に含むとほのかな甘み。そのあとにビール特有のすっきりとした苦みが。
実際に飲んだ人からは、「ビールが苦手でも美味しく飲めた」「レモンの香りが夏っぽい」「微炭酸で苦みも少なく飲みやすかった」という感想が届いている。
広島・福山の文化を国内外の客に伝える「ANCHOR HOTEL FUKUYAMA」
国内外客と広島・福山の文化をアンカリングする(繋いでいく)ことをコンセプトとして、2018年12月に広島県福山市に開業した「ANCHOR HOTEL FUKUYAMA」。
中古ワンルームマンションからのコンバージョン、地域企業とのコラボレーションが大きな特徴で、「デニム」や「鉄」、「船具」といった地域コンテンツを取り入れた空間で、広島・福山の新しいデザインと文化に触れることができる。
同ホテルでは本商品の販売を皮切りに、今後もフードロス削減の観点からシロップの出がらしに新たな命を吹き込んでいくという。
広島にあるホテルのサステナブルな取り組みから目が離せない。
ANCHOR LEMON SAISON
価格:800円(税込)
提供場所:ANCHOR HOTEL FUKUYAMAフロント、1階BAR
原料:カナダ産大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、レモン果皮、アイリッシュモス
内容量:330ml
アルコール分:5%
ANCHOR HOTEL FUKUYAMA
所在地:広島県福山市城見町1-1-10
公式Webサイト:https://anchor-hotel.jp/fukuyama/
(IKKI)