テスラのミドルサイズSUV「モデルY」が、いよいよ日本の道を走りだす。予約オーダーはすでに6月20日(月)から実施中で、現在は本格デリバリーへのカウントダウンが始まっている。
新たなブースト効果をもたらす「モデルY」
日本におけるテスラの現行ラインナップは、コンパクトセダンの「モデル3」をエントリーに、プレミアムサルーンの「モデルS」、5人~7人乗りを選択できる大型SUVの「モデルX」、そしてミドルサイズSUVの「モデルY」が揃う。もちろん、すべてのモデルがピュアEVとなる。
SUVブームも追い風にしたモデルYは、テスラの販売を牽引する存在として、北米市場などで好調な販売をキープ。モデルYの日本導入も、新たなブースト効果をもたらすことだろう。
ゆとりある居住性と積載性を実現したミドルサイズSUV
ボディサイズは、全長4,751×全幅1,921×全高1,621mmで、最低地上高は167mmを確保。モデル3よりもひと回り大きいサイズによって、ゆとりある居住性と積載性を実現している。
ラゲッジ容量は、通常時で854L、後席を前倒しすれば2,158Lという広大なスペースが現れる。また、フロントフード下にも、旅行鞄などを積載することができる。
シンプル&スマートを極限まで追求したコックピット
運転席からの眺めは、シンプル&スマートを極限まで追求したテスラのそれ。見慣れた計器類の姿はなく、インパネにはステアリングやシフト&ウインカーレバー、15インチの大型タッチスクリーンが備わるのみだ。
タッチスクリーンには、エアコンやグーグルナビ、エンタメ機能、カメラやオートパイロットといった運転支援システムなどの操作を集約。スマホ連携や通信による機能のアップデートなども充実し、より先進的なカーライフが約束されている。
また、医療グレードのHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターによる強力な空気清浄機能を搭載し、よりクリーンで快適な移動空間を実現する。
インテリジェンスを感じる圧巻のパフォーマンス
ドアを開けると、タッチスクリーンの電源が自動的にオンになり、ブレーキペダルを踏むだけでドライビングの準備が整う。このあたりの所作は、他のテスラ車と同様だ。
グレード構成は、リアモーターの後輪駆動モデル「モデルY RWD」と、デュアルモーターAWDモデルの「モデルY パフォーマンス」の2種類。いずれも強力かつシームレスな加速、優れた静粛性、低重心を活かした俊敏な走りを特徴とする。
0-100km/h加速および1充電における航続距離は、「モデルY RWD」が6.9秒と507km、「モデルY パフォーマンス」が3.7秒(!)と595kmと公表されている。
より先進的かつエモーショナルなカーライフを送りたい人は、まずは公式サイトのチェックから始めてみよう。
テスラ モデルY
モデルY RWD(後輪駆動):619万円
モデルY パフォーマンス(デュアルモーターAWD):809万円
公式サイト:https://www.tesla.com/ja_jp/modely
(zlatan)
※価格はすべて税込、補助金制度適用前