薬膳をベースとした野菜料理のレストラン「Vegan Veggie 嫦娥(ヴィーガンベジー じょうが)」が、8月1日(月)に正式オープンする。
ヴィーガンの人も楽しめる薬膳を使った体に優しい料理で、暑い季節を乗り越えよう。
菜食のイメージを覆す、薬膳と野菜料理の専門店
同店は、薬膳をベースとした野菜料理のレストラン。動物性食品を省き、野菜を中心とした中華料理がメインで味わえる。ヴィーガンの人はもちろん、さまざまな人が愉しめる店だ。
こだわりのスープによる旨味
同店のこだわりは、薬膳を使ったスープ(出汁)と化学調味料や添加物を可能な限り使用しない、体に優しい菜食メニューだ。
味の決め手となるスープに使用する食材は、本場中国から仕入れた高級生薬。辛味や苦みなど、スパイシーなイメージの生薬だが、同店ではそれらの食材を組み合わせ、旨味が凝縮されたまろやかなスープをとる。
こだわりの料理と薬膳茶のペアリングも楽しめる
同店では薬膳の要素を取り入れた、健康に良いメニューが揃う。
肉の代わりには“大豆ミート”を使用。自家製の「薬膳麺」や、山の上で育った野生シイタケの出汁を使った「薬膳スープ」、ピリ辛で野菜がたっぷり入った「グリーン麻婆」など、同店ならではの逸品が味わえる。
中華を中心としたおすすめのメニュー
「前菜」は時期により変化する、薬膳のエッセンスを含んだ、さっぱりとした一皿。
「薬膳スープ」は、トリュフ、ヒメタケ、アミガサタケ(モリーユ)、キヌガサタケ、ヤマドリタケ(ポルチーニ)など、5種類以上の高級キノコの旨味がつまった贅沢なスープ。当帰片(セイヨウトウキ)、キバナオウギなどの生薬も入っている。
同店が特におすすめする「特製グリーン麻婆」は、ほどよいサンショウの香りで仕立てた特製の麻婆豆腐。鮮やかなグリーンは季節の緑野菜100%のピューレを使用しており、優しい味が好評だ。
「自家製 薬膳麺」は、8時間弱火で煮込んだマツタケや野生キノコのスープとクコの実を練り込んだ手打ち麺。調味料は一切使わずに塩だけで仕立てているが、旨味がしっかりしており深いコクを感じる。研究を重ねてたどりついた、同店自慢の薬膳麺だ。
デザートには、蓮粉のあんが入った「ヴィーガンゴマ団子」を。
そして、胖大海茶(ぱんだーはい茶)や羅漢果茶(らかんか茶)といった、さっぱりとした薬膳茶と料理のペアリングも楽しめるようになっている。
オリジナルのヴィーガン料理が楽しめる2つのコース
コースには、「嫦娥スタンダードコース」と「嫦娥満喫フルコース」の2種類がある。
全8品の「嫦娥スタンダードコース」では、大豆ミートを使ったハンバーグや炒め物といったヴィーガン料理や、新鮮野菜の素材の味を引き出した体に優しい料理が楽しめる。価格は7,500円(税込)。
全10品の「嫦娥満喫フルコース」では、自慢のスープや独自の味付けで上海蟹の蟹味噌風の味付けに仕上げた料理、トウガンを豚の角煮風に仕上げた逸品といった、オリジナルヴィーガン料理が満喫できる。価格は10,000円(税込)。
都内でも珍しい、「薬膳×野菜料理専門店」で夏の疲れを癒そう。
Vegan Veggie 嫦娥
所在地:東京都港区南青山6‐2‐13 ファイン青山1F
営業時間:11:00〜23:00
公式Instagram:https://www.instagram.com/vegan.veggie.joga/?hl=ja
(田原昌)